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企画書×図解×デザイン

「図解」の手法がわかれば、「1枚企画書」もカンタンに描けます。

 今日は、図形の描き方について説明しましょう。題材はここのところ描いてきた図解の中央にあるピースマークのような図形です。これはPowerPointには用意されていない図形なので自作する必要があります。



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 まず円を描きます。最初に縦の線を円の上から中心に引きます。PowerPointの円は選択すると4つのポイントに小さな四角形が表れるので、この左と右にかかるように直線を水平に描きます(水平の線を描くにはShift]キーを押しながらドラッグでしたね)。もしも線がずれた場合には、Shift]キーを押しながら円と直線をクリックして選択状態にしてから、[書式]→[配置]→[上下中央揃え]でしたね。


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 つぎに円の上から、引いた水平方向の直線に向かって垂直方向に直線を描きます。


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 直線はあと2本引かなくてはいけませんね。まず右下から作成することにしましょう。この直線は、縦の直線から見て120度の傾きがあります。まずコピーを作りましょう。縦の直線を選択して、Shift]キー+[Ctrl]キーを押しながら横方向にドラッグしましょう。縦の直線のコピーができ上がりました。



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このコピーした直線を選択してダブルクリックします。そして[書式]→[回転]→[その他の回転オプション]をクリックして、[図形の書式設定]ダイアログボックスの[回転]のボックスに「120」と入力して[閉じる]ボタンをクリックします。


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これで右下の直線が描けました。あとは左下ですね。これは右下に対して左右対称の位置なので[書式]→[回転]→[左右反転]で作成できます。おっとその前にShift]キー+[Ctrl]キーを押しながら横方向にドラッグしてコピーを作っておくことをお忘れなく。


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あとは直線をドラッグして適当な位置に配置するだけです。配置が終わったら、すべての図形(1つの円と3つの直線)を選択して、右クリックしたあと[グループ化]→[グループ化]をクリックして1つの図形として扱えるようにします。


 最後に補助線として描いた横棒は、クリックして選択し、[Delete]キーを押して消去しておきましょう。



図解をきれいに見せるには2つのファクターが必要になってきます。それはフォルム(形)とカラー(色)です。いずれも調和がとれていないときれいに見せることはできません。そして、どちらも一朝一夕にマスターできるものではないのですが、身の回りのきれいなもの、すてきなものを見て、自分もそうしたものを作り上げたいと望むこと、そしてそれを日々、実践することでいつかは上達することができます。



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←フォルム(形)も大事なんだなぁ :-)







 配色の基本は3色だという話を以前しました。これまで作成してきた図解も、3色を基本であることも説明しました。

 それに対して、一昨日、昨日と1色、2色の配色の選び方を見てきましたが、これはどういうことでしょう。それは1色でも2色でも配色としては成り立っていますが、たとえば1色を選んだときには、その色の特色が前面に出てしまうということです。


 その企画で打ち出したいイメージが、その色そのものであるなら、そうしたほうが効果的だといえます。昨日お見せした濃い青、濃い緑、濃い紫がその企画の中心を如実に表すなら、それほど効果的な色味はありません。



 単色というのはそれくらい潔い色です。ただし、配色といいましたが、1色ですから色彩の調和感という点では弱くなってしまいます。



 そこでもう1色をそこに加えたいと思います。こういう配色はどうでしょうか。



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 濃紺に青です。これをご覧になって、どこにも違和感を覚えないかと思います。しかしこれは2色による配色ですが、実は濃紺と青とは同色の濃淡関係にあります。色彩学ではこれをトーン・イン・トーンによる配色といいます。つまり濃い色を単に薄くしたものを採用しただけなのです。だから2色ですが、1色のバリエーションと捉えることもできます。



 作成方法は、こうなります。いったん濃紺を背景の色に採用します。そしてダブルクリックをして[書式]→[図形の塗りつぶし]→[その他の色]をクリックし、[色の設定]ダイアログボックスで[ユーザー設定]タブをクリックし、右側のバーの▲を上にドラッグして[OK]ボタンをクリックします。



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 それ以外の緑、紫も同様にトーン・イン・トーン(同色の濃淡関係)で色づけしてみましょう。どれも同じ色の濃淡ですから調和感がある配色になっているでしょう。


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 実はこの配色は頻繁に利用しているはずです。というのは、図形に色づけするとき、地の色は薄く、枠線はその色を濃くした色をつけると見栄えが良くなるということは誰しもがわかっていて、自然とその配色を採用しているからです。




 これが単純ですが、2色による配色、実は1色の濃淡で処理するシンプルな配色例です。




 ただここで終わってしまってはカラーコーディネートの見本にはなりませんね。濃淡関係は踏襲して、濃い色とはまったく異なる薄い色を採用して調和感のあるものを作ってみましょう。3つの例を一挙に掲載します。


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 どうですか。悪くはないでしょう。色というのは、他の色によって、単色のときとは打って変わって魅力的な色味を引き出すことができるのです。




 こうした配色例も日常のいろんな場面で遭遇しているはずです。ようは注意してそれを見ているかどうかです。教育の現場でも、ビジネスのプレゼンでもそれを教えてはくれませんが、だからといって適当な色でごまかすのは考えものです。なぜなら、企画も提案もプレゼンも、対象とするエンドユーザーというのは、こうした色の組み合わせを日常的に体験している人たちのはずですから、そうした人を納得させるには、学校や会社で習ったことがないから、という言い訳は通用しないからです。



 カラーコーディネートは義務で行う人はいません。色を組み合わせて、人を満足させたり、自分もそれを楽しんだりするから、より良い配色が出来上がるのです。ここ数日、同じことをお伝えしていますが、そうした魅力を伝えるために色のことをもっと勉強してみませんか。ちょっとだけ世界の見方が変わりますよ。



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カラーもなかなかやるじゃない :-)





 昨日、黒(スミ)以外の1色で処理する図解について説明しましたが、そこでディープからダーク寄りの色を選択しましょうという話をしました。これではよくわからなかったかもしれませんね。



 それでは具体例で説明しましょう。まず青です。青というと概念が広く、空の青も水の青も青ですよね。一般的には空色、水色ですが青というスキーマで捉えられる色です。信号の緑も青と呼び習わされていますが、これは説明が複雑になるのでここでは割愛します。1色で処理するなら濃紺や群青色に近い色を選びます。


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 シックで「かっちりした」色とでもいうのでしょうか。暗めの色ですが、落ち着きがあり、安心して見ていられる色合いです。緑だとどのような色になるのでしょうか。


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これもダンディな色で決まって見えます。紫でも見てみましょう。


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 昨日は赤とオレンジの中間くらいの色でしたが、今日はそれとは対照的な色を選んでいます。前者が暖色というのに対し、これらは寒色と呼ばれています。緑色は中間色という捉え方もあるのですが、わたしは寒色と見ています。色を薄くして黄色に近づければ中間色と見ていいと思いますが、暗い色は寒色と捉えたほうがいいと思います。



 それではどうして今日はこれらの色を選んだのでしょうか。それは暗い色を全面に敷くことで、強調したいテキストの色を目立たせることができるからです。ここでは前者が寒色で、後者が暖色ということになります。一挙にお見せしましょう。



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 一昨日、暗い写真を背景に敷くことで明るいトーンの色を際立たせるという手法について説明しましたが、それと同じ考え方です。昨日の1色では全体が暖色のため、テキストは同じ色を使うしかなく、目立たせることはできませんでした(全面が暖色で、強調したいテキストが寒色というケースはあまりありません)。



 それと、ここでは図形とテキストの色ですが、このような場合でも相性の良い色を選ぶことが大切です。これを色彩調和といいます。青さん、緑さん、紫さん、お三方のパートナーをご紹介しましょう。この方たちです。


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 それぞれぴったりの組み合わせでしょう。色というのは適当に選ぶものではなく、かならずこうした色彩調和を考慮して選択するものです。



こうした色の組み合わせは、注意して見ていると街の随所に散見できます。「あ、これこれ!」というふうに着目するようになるとカラーの魅力に目覚めた証拠です。こうやって見ると、カラーのことが好きになってきませんか。わたしのブログのことは嫌いになっても、カラーのことは嫌いにならないでください! もしも好きになれそうでしたら、下のボタンのこともクリックしてやってください!


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カラーのことは嫌いじゃないかも :-)