第38回:イラストのテイスト | 企画書×図解×デザイン

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「図解」の手法がわかれば、「1枚企画書」もカンタンに描けます。

 昨日の図解でイラストを2点入れるものを紹介しましたが、今日は、どのようなイラストを選ぶべきかについて説明しましょう。



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 カラーを選ぶときにいつも言っていることは、その図解のテーマにふさわしい色を選択するということでしたね。昨日の例だと、専門書が充実している書店で、しかも木製の本棚のぬくもりが感じられる、でした。このように、1つの図解では、1つの世界観のようなものを徹底的に追求することが大切です。



 こうした雰囲気の統一のことをテイストという言い方をします。「この広告は若い女性向けだから、こういうテイストにしてね」と広告会社ではよくこう言ってデザイナーに指示を出します。



 色だけでなく、書体もそうですし、写真やイラストもテイストを形成する重要な要素です。したがってイラストを挿入するときには、その図解が表現しようとしている世界観に合致しているかどうかを考慮して最適のものを選びます。



 昨日の例だと、いくつかのイラストをダウンロードしたあと、閉じた本と開いた本を左と右とに分けて入れてみました。専門書のような正統な香りが漂ってくるような本です。これと配色とが合っていることが重要です。



 また複数のイラストを選ぶ際には、まったく異なるテイストのものを挿入するのは避けます。そうすると、何が何だかよくわからない図解になってしまうからです。正統なイラストにカジュアルなイラストは似つかわしくありません。



 この図解がもし別のテイストで打ち出したいときには、当然、イラストのテイストもそれに合わせて選ぶことになります。たとえばカジュアルな書店を目指しているのなら、こういうイラストでもいいでしょう。



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 またファンシーな書店なら、こういうイラストを選ぶこともできます。配色もパステル調に変更してあります。


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 全体の配色についてですが、イラストを挿入した場合、そこに使われている色を全体の配色にも適用します。なぜそうするかというと、色数を最小限に抑えたほうが明確にテイストを打ち出せるからです。イラストにピンクと空色が使われていれば、その色に似せて全体の配色を考慮します。



 イラストはそれを作ったイラストレーターが配色を選んでいるのでカラーコーディネートされたものが多いので、それを適用してかまわない場合が多いものです。


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 そう考えると、クリップアートのイラストを見て配色の勉強をすることもできます。今日、取り上げた図解の配色を挙げておきます。3つともきれいな色彩となっています。






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