大げさにみえるとき・・・ | 穏やかな時の中で  なにもしない子育て

穏やかな時の中で  なにもしない子育て

おかあさんの子育ては
何もしない子育てだね
手をはなれた子どもたちのことばです。
子育てをおえて
今だから思う事
綴っています

めずらしく

子どもが泣くとき

ありますね。

 

痛いよ~

痛いよ~

今日はお勉強できないよ~

 

なんて大泣きしていた子がいます。

 

めずらしいこと

 

午前中にけがをしたとのこと

大丈夫なのかな?

 

でも

泣き声は

痛いときの泣き方ではありませんでした。

 

見ると

どこにけがした?

という小さな傷

でも

なにかを

吐き出す

きっかけになったのでしょう。

 

左手をけがしているようで

そのせいで

両手をうまく使えない様子

いっしょに

何かを作ろうと

作り始めたはいいけれど

先生やって~

が多すぎる

笑いながら私の手を

いっぱい使いました。

 

安心したのか

いつのまにか

その手は

いつもの手に戻っていました。

 

でも

そのことには

気づかないふりをしました。

 

大事な涙が

台無しになりそうだから。

 

赤ちゃんでも

たそがれ泣きをします。

 

人間の涙って

ほんとうに大事なものなのですね

 

わけもなく

涙が流れること

ありますものね。

 

でも

そういう涙を子どもが流したことで

自分をせめてはいけないと

思います、

 

誰にでもあるものです。

 

すっきりすると

なにか

また

あたらしいことにも

こころがむいていくものですね。

 

ささやかな時間が

愛おしく

しあわせな時間だなと思います。

 

もちろん

いつものように

お勉強に

導きました。

その点は

プロですから。

 

めずらしく泣いている姿にも

大きくなったのだなと

涙の成長も感じました。

 

こういう時間は

だんだん減っていきます。

 

それがおとなになっていく

ということなのかもしれません。

 

泣くことがなくなることは

ありません。

泣くこと以外に

こころのバランスをとる方法を

自分でみつけていくようになります。

 

それでもやっぱり

泣きたくなることもありますね。

 

おとなになっても

泣ける場所

あるといいですね。

 

自分の心の中を

全部だして

泣いている姿は

うらやましくもなります。

 

それは関係ないよね・・・

ということも

涙の中にもってくるのですから

子どもはすごいものです。

 

言い訳とは違う

絶妙さを

かんじてあげてくださいね。

 

いつもありがとうございます。

 

Yumi