おこり泣きを卒業して | 穏やかな時の中で  なにもしない子育て

穏やかな時の中で  なにもしない子育て

おかあさんの子育ては
何もしない子育てだね
手をはなれた子どもたちのことばです。
子育てをおえて
今だから思う事
綴っています

子どもって

おこりながら泣くことありますね。

とくに。

間違っていることを

指摘したときや

間違っていることが

判明したとき・・・

 

ちょっとした注意をしただけでも

おこり泣きをする時期があります。

 

お母さんが悪いと

大泣きして

自分が悪いことをしたという

気持ちや

なんだか

わけのわからない

気持ちと

たたかうのでしょうね。

 

 

それが

いつのまにか

おこり泣きをしなくなります。

 

でもね

ちょっと恥ずかしく

ちょっと

どうしていいのか

わからない

 

そういう気持ちに

気づいてあげてくださいね。

 

それを知っておいて

あげるだけでいいのです。

 

なにかが

できると

にっこりします。

ほめられると

うれしい。

これが基本の気持ちです。

 

小さな声で

つぶやいた

褒め言葉も

聞き逃さないのが

子どもです。

 

だからその反対のことに

戸惑いは大きいのですね。

 

お友だちと

けんかをするときもあれば

悔しいという思いも出てきます。

 

でも

その場で泣くことがくやしくて

泣くのをがまんするようにも

なるのです。

 

こういうちいさなことを

積み重ねて

子どもは

成長していくものなのだと思うと

ちいさなことに

愛おしさを感じます。

 

生きるって

すごいものですね。

 

こういう小さなことを

たくさんみつけてあげることって

うれしくないですか?

 

なにかができるということは

すごいことです。

でも

もっとうれしいことは

ちいさなことを

いっしょに

みつけて気持ちをよせてくれる

温かな気持ちを知ること

 

純真な子どものこころには

大事にしてあげたいことだなと思います。

 

子どもがおとなになるために

できるようになることが

たくさんあるほうがいいのだけれど

それがすくなくても

いつも気持ちを寄せてくれた人がいるほうが

大きな力となっていくのでは

と思います。

 

親というのは

無力なようで

存在は大きなものです。

 

ちいさな社会がひろがるごとに

子どもたちのこころは

冒険をしていきます。

 

笑うことも多くなり

悲しいことは

みせなくなるけれど

家に入ると

みせてくれる

その姿から

感じてあげてくださいね。

 

いつもの笑顔を感じ続けることで

いつもと違うことにも

敏感になっていきます。

 

いつもと違っても

いつもとおんなじでいてあげる

そういう

こころの

使い方もあります。

 

なにもかも

解決してあげなくてもいいものです。

 

当たり前の時間は

ほんとうに

大事な時間です。

 

なにがあっても

温かい家族は

ありがたい存在なのです。

 

子どもにとって

ありがたい存在だから

笑っていて

あげたい。

 

いつもの顔は

どんな顔ですか?

 

大好きな笑顔を

いつもの顔にしていきたいなと思います。

 

いつもありがとうございます。

 

Yumi