楽しむことからすべては始まる | 穏やかな時の中で  なにもしない子育て

穏やかな時の中で  なにもしない子育て

おかあさんの子育ては
何もしない子育てだね
手をはなれた子どもたちのことばです。
子育てをおえて
今だから思う事
綴っています

ピアノが上手になってほしい。

どうしたら

ピアノが上達しますか?

 

だいたい同じ答えがかえってきます。

 

楽しむことから

はじめましょう。

 

なによりも

嫌いにさせないようにする。

 

これは

学びの原点です。

 

辻井伸行さんをご存知ですか?

わが家は祖父母のお宅に近く

それだけで

何となく親近感がわいています。

 

お母さまの講演が

ご近所であったので

足を運んだこともあります。

 

 

 

 

 目の見えない伸行さんに

色を教えていたとき

伸行さんは

「おかあさん、今日の風は何色?」

と聞いたそうです。

お母さまのノートに

素敵なことばとして記録されたそうです。

 

目が見えないから色がわからないわけではないのですね。

もっていないものがあっても

誰よりもしあわせに感じ取れるこころが

あったのです。

 

悲観的にならず

伸行らしく人生を歩いてほしいと

前向きに子育てをされてきました。

本当に大事なことです。

 

わが子らしい人生を歩んでほしい

それだけでいいのです。

 

伸行さんは特別な人。

そういう才能があったから

いいよね、

わが家は別とおもうかもしれません。

 

特別は

自ら作り出すものです。

 

誰もがもつ力を

感じてあげることも大事です。

 

わが家も

クラッシックを聴いていました。

 

音楽の力は

本当にあると思います。

ぜひ音楽を取り入れてみてください。

 

大きくなったら

世界で活躍するピアニストになるんだ。

見事に夢を叶えました。

 

楽しそうにピアノを弾く息子を

応援したいと思ったことから

夢が始まっていきます。

 

 

少なくとも

音楽の中では

目が見えないことは

全く気にすることはないことに気がついたのです。

そう書いていました。

 

誰に否定されようとも

信じ続けた母のすがたは

親ばかそのものですが

その力は

本当に力強いものです。

 

少し遠い世界のお話に感じるかもしれません。

でも

身近に感じられることもたくさんあります。

 

人よりも

発達が遅い中

わが子が何に喜ぶのか

わが子が何に楽しいと感じるのか

ただそれを

追い求めて

大きな夢が実現したのです。

 

 

 

バカ親は感心しませんが

親ばかは賛成です。

 

わたしも親ばかでしかありませんでしたから。

 

でもね

親ばかには

覚悟がいるのですよ、

その覚悟は

子どもの笑顔がそこにあるので

思っているより

誰もができるものです。

 

バカ親ではないですよ、

親ばかです。

 

子どもにもいいことですが

親にとっても

音楽は力になってくれるように思います。

 

もちろん

クラシックだけを毎日ではなく

好きな音楽でいいのです。

でも

毛嫌いしないで

ときどき

クラッシックも

聴いてみてくださいね。

 

親ばかでいいのだと思うと

もっと

子育ても楽しめそうですね。