一時間目
とりあえず学級委員を決めるらしい。
スミちゃん先生は朝の可憐な笑顔で話を進めている。
・・・こえぇー・・・。
学級委員ねぇ・・・とりあえず俺は興味無い。
部活入ったらそっちに専念したいしー。
コトッ
(ん?)
何か転がって・・・消しゴム? 誰のー・・・
拾おうとした手が重なる。
「えっ・・・」
腕を辿ってみれば、隣の席の女の子。
「あ、これ君の・・・」
消しゴム?
と、聞く前にもの凄い勢いで手を引き戻し、
椅子に座りなおしてしまった。
(な、なんで・・・)
とにかく消しゴムを拾って、もう一度、
顔をのぞき込んで聞いてみる。
「この消しゴ・・・」
ガタタッ!!
!?
驚いたのか、急に立ち上がり俯いた。
いや、てか驚いたのは俺の方だよ!!
何なんだ。俺が一体なにしたってんだよー!
・・・ん?そういえばこの子・・・それに・・・
「何々ー?そこ、あれ?確か、梶原桔梗さん!学級委員長やってくれるの?」
立っていたため誤解されたらしい。
「え・・・あの・・・。」
あー、困ってる;;
これ、誤解されたのって俺のせいでもある?
・・・・・
・・・・
・・・
だぁーーーッ!!
「先生!俺やる。で、この子が副委員長でいいじゃん!どーよ!」
もうやけっぱち。
とりあえず俺だけ委員ってのは割に合わないので、副はしてもらおう。
「はーい、じゃぁ委員長が蕪木くんで、副委員長が梶原さんでいいわねー?」
あぁーぁ。
めんどくさいことになっちまったよ。
「じゃぁ、蕪木くんと梶原さんは、昼休み早速頼みたいことあるから、職員室の先生のトコまで来てねっvvv」
じょ、冗談じゃねぇー・・・・っ;;





















