前回の続き
当時付き合って3年弱の彼氏からのまさかの言葉に、動揺を隠せない私。
しかも!!
それにも関わらず彼から別れ話が一切ない!!
その日をさかいに彼の言葉の意味を自分の中で考えることとなります
一体何が普通で何が普通ではないのか?
恵まれてるって何が彼にそう思わせたのか?
別れ話がないのは、彼はどうしたいのかな?
彼の言葉を聞いて私はどうしたいのかな?
よく、「婚活と就活は似ている」
と言われますが、個人的には似ているという意見です
まず自分自身を知ること、俯瞰して自分を見れること。
そう、当時の私は自分のおかれた環境について正しく把握できてなかったのです。
東京出身で、小さい頃から両親や祖父母から望めば好きなものを買ってもらうような環境。
幼稚園に入る前に幼稚園からのエスカレーター式学校にいくための塾に入れられる、習い事が多いなど勉強や趣味にお金をかけてくれる環境。
その代わり躾やマナーには厳しい家庭で、大学生まで門限がありました(今思うとよく守ったな〜と)。
いつもうちは普通、驕らず謙虚にいるように、と徹底されて育ってきました。
そんな私は人から見たら、箱入り&世間知らずのお嬢さんであり、彼からの一言はそんな私を十分理解しての言葉だったのです(26歳の時に「回転寿司に一度も行ったことない。」と彼に話したらドン引かれたなど、数々の今思うと反省な発言を思い出してしまった。)。
私も彼も私立大卒業で同じ一流企業勤めなのに、私とあなたはおかれてる場所が全く違うとハッキリと、そしてその溝を埋めがたい言葉を突きつけられとても悩みました(きっと彼も悩んだはず)。
悩んだ上に苦渋の決断をしました。
お別れしてお互い納得のいくそれぞれの道にいこうと(お別れした二年後に彼は年上の女性と結婚したと風の噂で聞きました。幸せな家庭を作れたようで嬉しかったです♫)。
そう、私もすぐに結婚相手見つかると思ったのです
ところが、
私の婚活がその後まさかの10年になるとは、その時は全く予期してなかったわけで!
(アメリカドラマのシーズンモノのように実に長い期間)