今日は、京都国立博物館の【ハプスブルク展】に行ってきました
窓口でチケットを購入しようとすると、うちの大学が提携大学であったため、無料で観覧できました
むちゃくちゃラッキーでした
個人的な感想では…
全体的にあまり質の高い作品は多くなかったように思います
巨匠の作品がいくつかありましたが、
その全てがホームランというわけにはいかないものだと思います
ただ、個人的に好きな作品はいくつかあったので、とても満足しました
たとえばティエポロの【聖母と6人の聖人】は、小品ながら構図のバランスがよく、まとまりがあって、すばらしい作品だと思いました
ベラスケスの【白衣の王女マルガリータ・テレサ】と【皇太子フェリペ・プロスペロ】は、王家の肖像ということで、やはり質の高い作品だと思います
けぶるような髪の様子と透明感のある肌、純白のレースの軽さとドレスの重量感が見事に表現されていました
ルーベンスの【悔悛のマグダラのマリアと姉マルタ】は、構図の安定感と鮮やかな色彩の対比が美しく、
わりと好きな作品でした
ハプスブルク家の膨大なコレクションの一部を展示するという性格上、各展示室ごとの関連性が希薄になってしまうのは当然のことでしたが、
第8室の最後に、静物画や風景画、博物学的な動物画を配置して、第9・10室のクンストカンマーにつながるところは、
有機的に連関していて面白く感じました
こうして美術を楽しむ一日になって、本当に幸せです
感謝