子供の頃から轍を歩かず、
なんなら消しながら歩いていた私。
(なんか危ねーこの餓鬼)
恐らく子供の遊び心が理由だし、
それが変わっていたとは思っていない。
ただ、確かな事は…
歩こうとしても上手く歩けなかった記憶がある。
どうしてもはみ出してしまうのだ。
(もちろんイメージ的であるが)
永遠真っ直ぐの轍はないし、
カーブを描く轍を進む時に
確実にコースアウトする。
恐らく
・カーブ手前でスピードを落とす
・曲がる時は体を傾ける
・バテない為に体力配分
こういった、轍(レール)をきちんと進む為により必要な事が出来ないのだ。知識としては、もちろん入っていても、自分の進み方を、そして方向を変える事が出来ない。
マジ迷惑な奴だし、
最高にKY(空気読めない)だ。
自分のこと…
さて、
これまでの日本は、勤勉で決められた道を決められた通りに進む人が評価された。安定という素晴らしき平穏な日々が約束されるからだ。
そして、その轍から外れた人達をはみ出し者として、仕分けられる。別に構わない事だと思うが、上だ下だと決めるだけは辞めてほしい。
正解はないのだから。
2020年5月
世界は、当たり前が崩壊する。
偉い人達が必死になって
守ろうとしていた安泰は、守れない。
つまり、こう言えるのではないか…
轍が消えてしまった!
轍をきっちり歩いてきた人達は、
これから、さ迷う時代がやってくる。
何故なら、轍を外れた時に
轍への戻り方が分からないから。
一方、私のようにいつも轍から外れてしまうような奴には、いつもの事のように見えている。
遠い空を眺めて、
いつだって楽しくやってきた。
片山の考えている事が訳分からない。
片山のしている事は理解不能。
片山は変な奴だ。宇宙人のようだ。
片山嫌い!
慣れちまったよ…
ずっと
一緒にいてくれるあの子がいれば、
今夜もハッピーなんだ。