不良ライター悶々日記
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厄年か!?

親友に若くして先立たれ、彼女とは別れ、

とオレの2005年の前半は散々な状態だ。


てきとうにこなしていた仕事は、

さらにてきとうになり、社長の視線が痛い。


でもその頃オレはもうどうでもよかった。

とりあえず友だちを誘って遊ぶ。


平日でもかまわない。飲みに行って、友だちの家に上がりこみ、

ダラダラと過ごす。


そしてヨレヨレのシャツで翌日出勤。

定時に会社に出勤したことはない(今でも……)。


彼女と別れた当初こそ、コンパなどに参加し、

自分でも女の子とのキャンプや飲みを企画し、

と彼女をつくろうと頑張っていたのだが、

好きになる子が現れず、興味は失せた。


何もかもやる気をなくし、全てに対してのモチベーションが低かった。

まわりの友人も「どうしちゃったの?こいつ…」と思っていたんだろうが、

下手なことをいうとオレが不機嫌になるので、ただ見てるだけ。


飲み食いするなかで体重は激増。

気付いたらベスト体重の65㎏から8㎏アップの73㎏。

このころ、会う人、会う人に「太った?」と訊かれた。


セミが鳴き出し、気持ちが浮かれてくる時期になっても

オレのテンションは下がっていくままだった。









悲劇が不良ライターを襲う!

さて昨日の続きだ。


彼女と出会ったのは、小学校時代からの親友と二人で行ったタイへの

海外旅行先だった。


自分からはなかなか行動しないオレと彼女がつきあうきっかけを

与えたのもその親友のはからいだった。


東京へ帰ってきてから飲み会なるものを企画してくれたのだ。


そしてオレに対しては

「彼女、お前に気があるよ」


彼女に対しては

「あいつ、君のことカワイイって言ってたよ」


など、頼みもしないのに自らキューピット役を務めるという勤勉ぶり。

何を狙っていたのかわからないが、

彼女と付き合ってから、オレは奴に感謝したものだ。


しかし、現在彼はいない。

事故で逝ってしまったのだ。


ここで事故の内容を詳しく書くことはしないが、

彼が亡くなったのは、彼女と別れる3ヶ月前のことだった。

(……続く)


不良ライター、浮気される!

さて、彼女の浮気が発覚したオレはどう行動に出たか。

もちろん怒りとショックで混乱し、下手したら暴力を振るってしまいそうだった。


オレは学生時代から3年ほどキックボクシングの経験があり、

おそらく本気で殴る蹴るしたら細身の彼女は瀕死の危機に遭うだろう。


そしてオレは警察に捕まり、「違う、彼女が悪いんだぁ!」といいながら刑に服す。

そんな結末は御免だった。


だから、オレは冷静を装い、グッと我慢して、彼女になぜ浮気をしたか聞いた。


しかし、彼女ははっきりと応えようとせず、モゴモゴしていた。

そう、実ははっきりとした理由などなかったのだ。


つまり男のオレと同じで浮気はしたいからする。付き合っている相手に落ち度はないのだ。

このことに気付いた時に別れていればよかったのかもしれない。


しかし、オレはその後、3年半この彼女と付き合い、

結局、彼女の男遊びが再発覚し、

二人の恋は終焉を迎えたのである。


それが半年前。

そしてその別れるちょっと前には、さらに衝撃がオレを襲った出来事があった。

(……続く)



不良ライターの不幸な日々

さて昨日の続きだ。


恥ずかしいが、半年前のオレの状況を話そう。


まずオレには3年半付き合っていた彼女がいた。

親友と男二人でタイの旅行に行った時に、

同じく、東京から旅行に来ていた彼女に出会い、

東京に帰ってきてから付き合った。


外見もかわいく、性格も面白い。飽きない女だった。

だが、ひとつ欠点があった。それは……「浮気性」だ。


男が浮気するのは分かる(オレの勝手な理論だが)。

オレも学生時代からちょくちょく浮気した。

けれどもそれまで付き合ってきた女の子はみんな一途な子で、

浮気されたことなど一度もなかった(はずだ)。


しかし、このタイで出会った彼女だけは勝手が違った。

オレと付き合った当初から行動が怪しい。


電話に出ないわ、朝帰りはするわ……。

一度、厳しく問い詰めたところ、元彼と会っていたらしい。


「浮気された……!」

オレにとってはもちろんはじめての経験だった。

(……続く)






ある不良ライターの小さな奇跡

オレは東京の神保町のとある出版社で働く28歳、男。


出版社といっても小学館や講談社のような大出版社ではなく、

大手出版社から仕事を請け負い、記事や単行本を制作する

会社に属している。


つまりライターだ。

厳密に言うと、「出版編集プロダクション」と呼ばれるものらしい。


オレの担当はオールジャンル。

単行本の場合は、経済から海外旅行本、医療まで売れそうなネタがあれば食いつく。


ちなみに強引な取材や遅刻、会社での怠慢な言動から、

社内の女の子からは「不良ライター」と呼ばれている。


で、そんな不良ライターが、今さらブログで何を言うのか?

(ブログを日記にするのは間違い。日記は人に読ませるものではない)


実はオレが経験したちょっと不思議な体験をこのブログで明らかにしたいのだ。


オレは半年前まで、仕事はできない、彼女にはフラれる、親友は事故で死亡、

ビールばかり飲んで腹は出てくると、「うだつの上がらないオヤジ」というゴールへ

ダメ男街道を疾走していた。


そんなオレが少しだけ変われたのだ。

今、少し自分に自信がない人や、ちょっと笑って元気を出したい人に読んでほしい。