あさりとしじみ
台所に立つようになって気がついたのだが、あさりとしじみとは性格が大分違う。あさりは砂抜きのために塩水にいれてもなかなか口を開けないし、口を開けても、明かりをつけたりすると驚いて閉じてしまう。しじみは逆にすぐ口を開けるし、鈍感なように見える。
「しじみのように小心者」という表現があるらしい。あさりとの比較では、この表現は当たっていないように見える。
でも、広辞苑に「しじみ汁」があるのに「あさり汁」がないことからすると、しじみの方が我々に身近だから、一般的に臆病な貝の代表に選ばれてしまったのだろう。
「しじみのように小心者」という表現があるらしい。あさりとの比較では、この表現は当たっていないように見える。
でも、広辞苑に「しじみ汁」があるのに「あさり汁」がないことからすると、しじみの方が我々に身近だから、一般的に臆病な貝の代表に選ばれてしまったのだろう。