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明日、11月23日 新嘗祭(にいなめさい)「勤労感謝の日」

祭祀からも伝わる日本のこころ


 天皇陛下がその年に収穫された新穀(しんこく)などを天神地祇(てんじちぎ)に供えて感謝の奉告(ほうこく)をし、これらを神からの賜りものとして自らも食する儀式です。宮中三殿の近くにある神嘉殿(しんかでん)にて執り行われ、同じ日に全国の神社でも行われる。昭和23年以降は「勤労感謝の日」と言う祝日となる。趣旨は「勤労を貴び、生産を祝い、国民互いに感謝しあう」こと。




冬 二十節気 小雪◇しょうせつ

 そろそろ北日本や山沿いから初雪の便りが届くころ。晴れた日に風に運ばれて花弁のように舞う雪を「風花(かぜはな)」と呼びます。また雪が降るには早い平野部でも、風花を見かけることがあるかもしれません。小雪を含む旧暦十月には、「小春(こはる)」という異称も。晩秋から初冬にかけ、移動性高気圧に覆われて春のように暖かくなる日があります。そんな陽気が「小春日和(こはるびより)」。小春は冬の季節になります。


 この時季、何日か暖かい日が続くと春の花が勘違いして咲き出すことがあります。そんな小春日和にうっかり咲いてしまう花を「帰り花」「忘れ花」などと言われています。桜、梨、ツツジなどに見られるそうです。


第五十八候 小雪 初候

◆虹蔵不見◇にじかくれてみえず

虹を見かけなくなる


虹は見えずとも秋の収穫に感謝


 日が短くなり、雨も少なく乾燥する時季。そのため、虹を見られることも少なくなります。「蔵」の字は、潜むということを意味します。十一月二十三日は、勤労感謝の日。もともとは秋の収穫に感謝を捧げる「新嘗祭(にいなめさい)」の祝日でした。起源は七世紀と古く、天皇が新米や新酒を天地の神様に捧げ、自らも食すという儀式。今でも宮中や伊勢神宮など各地で行われ、能登半島の祭礼「あえのこと」はユネスコの無形文化遺産にも登録されています。




奥能登の農家に古くから伝わる「あえのこと」は、“田の神様”に一年の収穫の感謝を捧げる農耕儀礼です。「あえ=もてなし」「こと=祭り」を意味し、国指定重要無形民俗文化財、ユネスコの無形文化遺産に登録されています。

行われるのは、暮れ(12月5日)と春(2月9日)の年2回。暮れに“田の神様”を家に招き入れてもてなし、春になると、五穀豊穣を祈って“田の神様”を田んぼへと送り出します。

大きな特徴は、あたかも“田の神様”がその場にいるかのように振る舞うこと。

目の見えない神様であると言われているため、ご馳走の内容をわざわざ口に出して説明し、家の中を案内するときも「足元にお気を付けください」と話しかけて気を配ります。まるでひとり芝居をしているような、不思議な光景ですが神社の祭祀の日本の風習、伝統で日本の精神性を伝えてきたんですねニコニコ

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