おはようございますニコニコ

10月中旬ですが今日からまた、しばらく温かいみたいです。紅葉🍁の見頃の時期が多少ズレるかもしれないですねびっくり


第五十候 寒露 次候

菊花開◇きくばなひらく

菊の花が咲く


日本の秋を象徴する菊が花開く


秋の代表的な花である菊が咲き始める時季。

このころの晴天を「菊晴れ」といいます。

菊はもともと野生種がなく、約千五百年前に中国の勾配により生まれたもの。平安時代には薬用や鑑賞用として親しまれてきました。菊の花は皇室の紋章でもあり、これは鎌倉時代初期の後鳥羽上皇が菊花の意匠を好んだためといわれます。五十円玉の表デザインも菊の花。現在も各地で、菊の品評会や菊まつりが開催されます。




10月17日 神嘗祭❁かんなめさい

毎年10月17日に伊勢神宮で執り行われる五穀豊穣の感謝祭にあたります。その年の最初に収穫した稲穂「初穂」を天照大御神(あまてらすおおみかみ)にお供えし、感謝するお祭りです。


菊の花は、葬送の花であったり、墓前に捧げる花というイメージがありますが、これは西洋の習慣が日本に入ってきたためです。西洋において、菊は墓参の花です。この習慣の影響から、病気見舞いに菊の花を贈ることは、日本でもタブーになりました。

サクラが日本の春を代表する花であるのに対し、もともと菊は日本の秋を象徴する花でした。決して葬送の花ではなかったのです。『万葉集』には、菊は詠まれていません。もし、菊が葬送の花なら、防人の歌にもっと詠まれていたでしょう。菊は、『古今和歌集』や『源氏物語』あたりから登場するようになりましたが、そのときにおいてさえ、菊は葬送の花ではありませんでした。

お墓参りの花でさえ、西欧の影響を受けていたんですね。


今日のことば

行住坐臥 ぎょうじゅうざが

日々行うこと、暮らすこと、座ること、寝ることのすべてが禅の修行なのです。だから、一つひとつのことをおろそかにしてはいけない。

禅の修行と書いてますが、人の生活の日常でもあります。


禅では、食事をするとき、「食べ物を口に入れたら一度箸を置きなさい」と教えます。箸を置いて良く噛み、よく味わい、飲み込んでから、また箸を手に持つのです。それが食事を大切にするということなのです。そして、自分が食べるものを大切にするということは、自分を大切にすることにつながります。

医学でも食事に対して、愚痴って食べた人と美味しいと喜んで食べた人の消化時間に差がある話があったり、病気をする人ほど、無意識に沢山食べる傾向があります。意識を向け生活することが今の時代に一番大切なことではないでしょうか?一部の方の無料だから、お医者さんが言ってるからと立ち止まって考えないことが今の世の中の現れだと思います。

 日々当たり前に繰り返してることほど、無意識に出来たり手際よくやることに慣れてしまったりして、込める思いが薄くなりがちです。掃除すること、お風呂に入ること、人に挨拶することも、すべてが同じように心を込めてしなければなりません。これは禅から生まれた 茶道にも通じます。

お客様を迎え、お茶をたて、お茶を飲むときの動作一つひとつを大事にしています。

1手間かければ、人生もその分、味わい深く輝きます。


お目通しいただきありがとうございました。