お待たせしました~




体調も思うようにならず( ´(ェ)`)


痛みの中、3時間かけてG大病院へ。





距離はあるけど、高速道路すいていたのでそんなに遠く感じなかったよ。





はるばる来たG大は広ーい!Σ(・ω・ノ)ノ!オオ!





もちろん院内は車いすで。


いや、歩きじゃ総合案内までも行きつけなかったよ(;´Д`)ノトオイ









別棟の新しい建物に重粒子線科はあった。


病院どうしのやり取りで予約を取ってもらったので


患者支援センターから重粒子線科への案内となった。







しばらく待って呼ばれる。








おぎやはぎの小木ちゃんを端正にしたような若い先生。






おぎちゃんは開口一番にこう言った。



おぎ「結論から申し上げますと、重粒子線治療はできません」←きっぱり。








・・・







ちーーーーん( ̄Д ̄;;あえなく撃沈。







おぎ「画像を見ますと(ピカピカに輝くPETの画像を出し)


腫瘍が腸にくっついており、これは腸に浸潤している可能性があると考えます。


このまま重粒子線をかけると腸にあたった部分は穴があき、


それだけで命にかかわる重大なことになります」









おぎ「ですから、まず抗がん剤で腸にくっついている部分が離れる


くらいまで腫瘍を小さくしてから・・・の話になります」







おぎ「それでもし、抗がん剤で腫瘍が小さくなっても、もともと腸に近い部分なので

スペーサー(仕切り板)を入れる手術が必要でしょう」







・・・




ラク「えっと、抗がん剤効かなくて、放射線も効かなくてここに来たんです。


逆に何かいい抗がん剤ありますか?」






おぎ「いや、それは私専門外なので・・・。それこそ抗がん剤のセカオピとか行かれたらどうですか?」




ラク「カクカク、シカジカ(これまでの経過を口頭でも説明)」





おぎ「はい。まったくもってよくわかっていらっしゃる。


そしてこれまでの治療と、ここに来られた経緯は理にかなっていらっしゃる」








・・・いえいえ、それほどでも~(〃∇〃)←褒められてない。







うん。確かに抗がん剤やって、放射線やって、


CCRT(放射線化学療法)やって


それからサイバーナイフやって


動注化学療法やって






それでも効果なかったから重粒子線治療に行きついた。










これはまことに理にかなっているそうだ(;^ω^Aソレホドデモ~









うーん。要約すると







目のつけどころはよかったけど



問題山積みで難しいよ。残念!








ってとこかな?









ラク「じゃ、もし抗がん剤で腫瘍が小さくなったとして。


これだけ(背骨の半分)骨浸潤が進んでいても



重粒子線治療はできるんですか?」










おぎ「できます!


骨だけだったら治療できます。



ただし、神経はさわると思うし、足の痺れや一部神経麻痺などもでることもあります」








抗がん剤治療で3カ月から半年。


スペーサーを入れる手術で2週間。


重粒子線治療の準備で3週間。


実際の治療に4週間。




・・・・めちゃ遠い( ̄▽ ̄;)










しかし、可能性はゼロではない。







近道はないんだから。



一歩ずつでも前に進む、その先にしか未来はない。








日ごとに歩けなくなっていく。



職場でも今朝は車いすを使った。



移動するときは杖だけでなく、誰かの助けが必要。






友達の手につかまらせてもらい、ヨチヨチ歩く。


手をつないでしまうと、下すぎて力が入らないので、手首や腕をつかまらせてもらう。






でもね



大人になって、こんな風に誰かに頼って歩くことなんてないから


なんだか新鮮(^ε^)







そして人の手って温かい。






温かさからやさしさや、心配がストレートに伝わってきて



もうしばらく歩けるうちは、がんばって歩こうかな。なんて思っちゃう。







たくさんの人に支えてもらって



へこたれながらも立ち上がれる自分がいる。

















次男くんが七夕にお願いをしてくれた。


癌になってから生まれた次男くん。


再発したときはまだ2歳だった。







痛みや治療や副作用や入院や・・・


甘えたい盛りにちっともかまってあげられず



知らないうちに








いつの間にか字が書けるようになっていた。









遠足にも保育参観にも行ってあげられず



保育園の送迎もできなくなってしまった私。













どんなに遠回りだとしても



前を向いて




誰の手を借りても


一歩でも進みたいと思う。
















ご心配をおかけした皆さんに



まずはご報告まで