ルフィのブログ

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ブログなんてものを書いたこともない自分だが、ひとつの思い出を書き残したくて綴ることにした。

なぜなら心にポッカリ穴が空いているから。

飼っていたウサギのアポロが一昨日月に帰っていった。8歳だった。
ペットが、死んだからといって、そこまでショックなのかと言われそうだか、本当にショックだった。
食欲がなくなったなぁと感じたのはほんの二週間前。それまでは元気に飛び回り、自分や家族の足を軽く噛んであそんでいた。
うちに来て8年、あの仔と家族が戯れる光景に自分はどれだけ癒やされてきたのだろう。

軽い気持ちで病院に連れて行った妻から泣きながら電話がかかってきた時のことをわすれられない。
「あっちゃん、肺がんでもう今月もたないって」
すぐには信じ難かったが、情報を集めると現実はその通りだった。
すぐに医師の勧めで酸素ハウスをリースした。病気は進行するが呼吸は楽になるという、複雑な慰めの言葉ではあったが。
設置してすぐに効果はあらわれた。食欲がもどり、大好きなリンゴを食べ、動くようになった。
妻とも、これなら北海道の牧場に就職している一人息子が正月休みで帰る時には元気でいられると思った。医師も大袈裟だなともおもいたかった。
おとといの夜、アポロはいつものように酸素ハウスで夕飯を美味しそうに食べていた。
まさかその10分後に倒れてしまうとはおもわなかった。
かすかに息をしながら、目は虚ろだった。
クッションに寝かせ、酸素をマスクに替えて口元に当てた。
時折、夢をみてるのか、痛みなのか、横になったまま走る仕草をした。
楽にさせてあげたかった。もういいよ、ありがとうといってやりたかった。アポロの背中をさすりながら、妻が仕事に差し支えるから寝たら、という。寝る気もないのにみていられなかった。少しだけウトウトしたつもりだった。
目が覚め時折、嫁にアポロは?と聞いた。
あの仔はクッションの上で横たわっていた。酸素マスクはなく、かわりにタオルをかけてもらっていた。
涙がとまらなかった。
正直にいって今年祖母が亡くなった時もこんな悲しみはなかった。
薄情なやつだと言われるかもしれない。身内の死より、ペットの死の方がつらいだなんて。
でもそれが、正直な感情だった。

アポロが自分たちに残してくれた思い出、生きてくれた証しに、ここに残しておこう思う。
そしてあの仔に本当に我が家族のもとで幸せだったのか?もっとできることはなかったのか?謝りたい。
そして本当にありがとうといいたい。我が家に初めて来て、いっぱい遊んで癒してくれたことを。絶対に忘れないからゆっくりやすむんやで。