今回の台風。
大きな被害が出てしまいました。
命を落とされた方々のご冥福と、被害を受けた方々が1日も早く、通常の生活に戻れますことを願っております。
私の住んでいる地域も雨がひどく、旦那は28日の午後に消防団の召集がかかり車で20分の所にある町役場へ向かいました。
雨は降り続きレベル4の避難勧告と、家に続く全ての道が土砂崩れと増水により通行止めになった。と放送があった。
放送直後、
「他の地区が危険水位を超えた為の避難勧告だから、ハザードマップでは、避難場所の公民館より、父ちゃんの家と我が家の方が安全だから。通行止めになって帰れないけど、俺は大丈夫だから安心して」と旦那から電話が来た。
「分かった。父ちゃん達、何度も電話くれるし不安だろうから避難しなくて良い。って連絡しとく」と私。
「そうだな。俺もいないし、これから風が強くなるから、父ちゃんの所に行って今夜は、3人で過ごしたら?」と旦那。
父ちゃんに電話すると大喜び。
「これから迎えに行く!」と。
いやいや、歩いて2分。カッパ着て歩いて行くよ!台風の中、車を運転する方が心配。
父ちゃんが
「2階の客室に泊まって良いからな」と言うと…、
「なんで?3人そばが良いよ。1階の大広間でいいか?」と母ちゃん。
2人とも優しい。
どこでも良いよ。茶の間でも良いし。
でも、客室はやめとくよ。と私。
我が家は、築90年の古民家。
父ちゃん、母ちゃんの家は、20年くらい前に新築した民宿。
我が家と違って、びっくりするくらい静か。
三重サッシで、雨が降っているのも分からないくらい。
ガタガタと風で揺れるサッシの音で不安な夜をひとり過ごす不安を回避できて幸せな一晩。
何より、1人ではなく父ちゃんと母ちゃんと3人で台風の夜を過ごせたこと。感謝です。
旦那は、布団がなく寒くてカッパを着たまま役場のホールで一晩過ごしたそう。
29日の夕方、土砂の撤去が終わり、旦那は無事に帰宅しました。
「寒かった。」と言ってコタツで眠ってしまった旦那の顔をみて、ひとりではない幸せを感じた夜。
厚木市に住んでいる息子も。
娘夫婦も。
父ちゃん、母ちゃんも。
旦那も。
可愛い妹たちも。
元気でいてくれてありがとう。