それは、アルバム一頁目に在る


まだ首も座らぬ小さなあたまを

その大きな手は優しく支えていた

カメラの方も見ずに

ただ、微笑みながら


卒園式のときも入学式のときも

その大きな手はいつだって優しかった


でも、高校入学式の前日に消えた



今のわたしに出来ること

それは

あの時間に夜空を仰ぎ毎夜

星を観ることだけ


私は、ずっと頑張っていますよ


安心して下さいねお父さん


いつか、届いたらいいな