最近、全体的な保険の見直し相談が続いています。
今払っている保険料と保障内容は妥当なのかを知りたいからです。
内容を見てみると、同じ保障内容が重複していたり、
特約をつけすぎていたり、
かと思えば、死亡保障が少なすぎたり・・・
死亡や老後や病気に対して、どのくらいのお金が必要なのか、
必要な金額に対して、どんな手段で準備をするのか、
公的保障はどのくらいあるのか。
そこが見えてはじめて、保険でこのくらいを用意しようということになります。
わからないから不安、
不安だから、つけておくと安心
という理由でつけたいろんな特約。
ケガの特約、
がんの特約、
三大疾病特約、
女性疾病特約、
長期入院特約、
健康祝い金・・・
まずは、基本の保障でどこまでカバーされるのかを確かめましょう。
きちんと説明を受けてくださいね。
その上で、
あったらいいな ではなくて、
ないと困るという考え方で 検討して欲しいと思います。
足し算よりも引き算です。
たとえば、
入院日額５，０００円の医療保険に
女性疾病特約を５，０００円つけたとします。
一般的な病気なら、一日５，０００円がもらえます。
女性特有の病気なら、５０００円＋５０００円＝一日１０，０００円がもらえます。
仮に、
子宮筋腫で手術をして１０日間入院したとします。
入院給付金は１０，０００円×１０日で１０万円もらえます。
それに加えて、手術給付金が１０万円もらえます。
合計で２０万円がもらえました。
では、実際に病院に支払うお金はどのくらいでしょう？
高額療養費制度があるので、食事代を含めても
おそらく１０万円くらいなのかな と思います。
（個室を利用したらもう少しかかります）
女性疾病特約をつけていなければ、
この１０日間の入院でもらえる金額は１５万円です。
足りないですか？
女性疾病特約にも保険料がかかります。
そこをどう考えるかですね。
もしかして、
子宮筋腫という病気を通じて、
体質を改善したいと強く思うようになり、
サプリメントや漢方をはじめたり、
水をミネラルウオーターに代えたり、
布ナプキンに切り替えたり、
（わたしも使ってます）
高いけど健康によいドリンクを定期購入したり、
鍼や、整体に通ったり・・・するかもしれません。
でもね、保険金は病気をしないともらえないんです！
健康であるために、女性らしくあるために
ちょっとだけお金をかけてあげてもいいんだよって
思ってます
あ！でもがんは別ですよ！
がんは、女性疾病特約でカバーするのではなく
がん保険でカバーしてくださいね！！
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