ぼく、あるちゃん



アルパカのあるちゃん。





君とはいつも一緒。








お店でぶら下がっていた僕を
見つけてくれたよね。




僕のこと見て、にこってしてくれた。





まだちっちゃかった君は、
僕のことぎゅってしてくれて、
選んでくれたんだ。






それからはいつも一緒。
朝起きたら一番にそばにきてくれて、
ほっぺたをくっつけてくれる。





僕がお風呂に入って、
外の風にあたっていたら、



ちょっぴり離れただけなのに
寂しくてわんわん泣いてくれたね。









夜眠れないときは、

手で、
お鼻で、

僕の耳にそっと触れてくれるんだ。
気持ちよくて、
二人ともいつの間にか寝ちゃってる。


そんな君が大好きだよ!









たくさん

たくさん

遊んで、

ちょっとくたびれてきちゃった僕。
 



だから、
君と遊ぶのちょっぴりお休みしたんだ。









新しいお友達が来て、
君と遊んでもらうことになった。





僕ととっても似てるけど、




君はすぐに僕じゃないって
気づいてくれると思ったよ。




だってこんなにいつも一緒にいたんだもの。


″違うよ。このお友達は
あるちゃんじゃないよ。″
って。


絶対気づいてくれるって。
自信もあった。







顔や形は少し似てるけど、



あの子と僕は、




さわり心地や、
香りや、
目の位置だって全然違うんだ。












でも、、、
君はわからないみたいだった。


僕と遊ぶのとおんなじように、
あの子と笑って遊んでた。






違うのになぁ。
寂しいなぁ。
悔しいなぁ。



誰でもいいのかなぁ。




ちょっぴりやきもち妬いちゃった。








さみしいけれど
また、
きっとどこかでね。



その時はぼくのこと思い出してね!








娘が初めて大好きになったぬいぐるみ。
アルパカのあるちゃん。

いっぱい連れて歩いて
くたびれてしまったので、
同じ種類のぬいぐるみを購入しました。



すぐにバレちゃうかなー
と思っていたのですが、
意外と気づきませんでした苦笑


あんなにお気に入だったのに~…
と、親が少し寂しくなってしまうくらい笑


フツーに新しいぬいぐるみで楽しく遊んでいました(^▽^;)




その時に、あるちゃんの気持ちになって書いてみたやつです照れ



あるちゃん!
娘といっぱい遊んでくれてありがとう!