「すずめの戸締り」みてきました。
他の方の感想やネタバレ的な考察は譲るとして。
私は、環さんの在り方がどうにもこうにも母と被って仕方ありませんでした。
ただし、私の家は4人家族でしたが。
母は結婚して父という安心を、兄という自慢を手に入れました。ただ、嫌なところがみえてしまう私、何かにつけて手のかかる私という存在は母にとっては邪魔だったのかも知れません。
私は、環さんのセリフから「母は、私から自由になりたかったのかもしれないなぁ」と思ってました。
でも、環さんのすごいところはなんだかんだ言いながらついていくところです。
母ならあの状況でも捨て台詞、「勝手にしなさい、もうあんたはうちの子じゃないからうちには入れないよ」と言って帰るだろうなと思います。
(それはそれでもひとつドラマができそう)
ラストに近い、すずめが幼いすずめに会うところも個人的にあたりました…。
もう母が亡くなって5年ほど経ちます。
最近、ようやく母のことが「そうだったんだね」と思えるようになってきたかな、と思います。