東郷青児展にて。雨降りなので、早めに選挙行って...おととい見て来た、東郷青児の絵について、ぼんやり考えています。19歳で、こんな絵が描けるなんて...戦後、昭和の復興を鼓舞した絵ですね。新しい女性像。自由で、美しく...開放と恥じらいを両立させるような...センスが良すぎて、技術は完璧で、もう、ホントにすごいモノトーン以上、カラフル以下、の微妙な色彩域をこんなに掌握して、表現出来るなんて、ホントにすごい、と思う。冷たかったり、寂しそうだったりの表情が、その微妙な色彩世界の中で、神々しく光っているのがなんとも言えず...上品なエロティシズムを感じます。昭和の甘い、柔らかい夢、です..