居心地の良さを初めて感じる事が出来たのも、清掃の仕事でした。
今までは、同期とは上手くやれても先輩に苦手な人がいたり。
人間関係を上手くやっていけない私は、無理をして居心地の悪さを感じていました。
そして、自己嫌悪
多田さん(仮名)のところは、私の事を温かく迎え入れてくれました。
それは、多田さんが私の事を認めてくれていたからだと後から知りました。
単発派遣とはいえ、しょっちゅう行っていたので任される事も増えていきます。
毎日はしないけど、ローテーションでやらなくてはならない細々した丁寧掃除とか。
｢長女が来てくれると、安心して休憩出来る。」
私の事を娘のように言ってくれました。
真面目な多田さんは、間に合わないと休憩返上して働く人。
とても一人でやる量ではない仕事をこなしていました。
だから、少しでも多田さんの負担を減らしたくて頑張りました。
損得勘定する私が、利害抜きでこの人の力になりたいと思ったのも初めてかな。
始業前に道具の準備をしながら、二人でお話しするのも、仕事終わりの余った時間に皆さんの雑談に混ぜてもらうのも、心地良い時間でした。
皆さん60代とか年上だし男性も女性もいたけど、これっぽっちも苦痛じゃなかった。
雑談タイムとか、前は苦手だったのに。
今でも得意ではないです。
今のパート先も、これから居場所が出来て居心地良くなるといいな
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