旬の食材とエコ
旬の食材について調べてみました。
最近、野菜の栄養素が減っているようです。
私もなんとなく、味気ない野菜が増えているとは思ってましたが…
日本食品標準成分表によると、
1982年版では65mgあったほうれん草のビタミンCが
2001年版では35mgと半分近くまで減っています。
これは一体なぜか?
これには「旬」が大きく関係しているようです。
旬というと季節感を感じる・美味しい・安い
というイメージが強いかもしれませんが、
栄養価が一番高い時期でもあります。
ところが、今はスーパーに行くと、ほうれん草もトマトも
季節を問わず1年中手に入れることが出来ます。
こうして栄養価の低い時期はずれの野菜が多くなり、
平均として栄養価が低くなっているのです。
また、栄養価の低下には品種改良も関係しています。
消費者の好みに合わせて甘みを求めた品種改良の結果、
苦味・えぐみのあるミネラル分が減っている場合もあります。
<旬の食材>
春
たけのこ、ふき、ぜんまい、菜の花、よもぎなど
夏
トマト、きゅうり、なす、スイカなど
秋
栗、落花生、さつまいも、秋刀魚など
冬
大根、ごぼう、にんじん、レンコンなど
旬のものを並べてみると、各季節のものがそれぞれが
似ているんですよね。
例えば、
春に旬を迎えるものは、春には苦味を食べよ
という言葉があるように、アクが強く、苦いものが多い。
この苦味は冬の間に蓄えたもので、
春の陽気によるのぼせを防ぐのに効果的。
また、
夏に旬を迎えるものは水分が多いことが共通している。
こうしたものを多く取ることによって、
熱を体から逃がし、体を冷やす効果アリ。
いわゆる、暑気払いです。
秋に旬を迎えるものには脂肪分が多い。
秋刀魚やさばなど秋にとれる魚は脂が乗っている。
冬眠をする動物が秋にえさを大量に食べるように
脂肪をたくさん取ることによって
わたしたちの体も寒い冬に備えるのですね。
冬に旬を迎える野菜には根菜が多い。
ごぼう、大根といった根菜には
わたしたちの体を温めてくれる効果大。
こうしてみると日本でとれる各季節の旬の食材は、
日本に住む私たちの体を守る働きがあるのですよね。
これも旬の食べ物の大きなパワーです。
旬のものを食べることは、本当に、体に良いのです![]()
そして、私達だけではなく、地球にもとても良いことなのです。
季節外れの野菜や果物は、
ビニールハウスなどを使用する施設栽培で栽培されます。
施設栽培の場合、温度管理などにエネルギーが必要になり、
肥料や農薬なども多く必要になります。
しかし、旬の野菜や果物のほとんどは、露地栽培といって
基本的にはビニールハウスは使わずに栽培されます。
太陽の力を使うので生産にかかるエネルギーは
施設栽培の10分の1。
肥料や農薬も季節外れのものを栽培するより少ない量で済みます。
こうして食を通してエコに貢献しようとする取り組み、
食エコが最近では広まってきています。
旬を大切にする時産時消だけではなく、
地産地消も食エコの1つです。
にわかエコプロジェクトでも立ち上げて、自分の生活全てを
見直してみようかと思いました。