元婚活男子 X-MAN40 です。
当時の備忘録から、共通しそうなものを一部改定して再掲載します。
コロナ時代を経てルール等変わっているかもしれませんがご参考になれば幸いです。
 

Vol.26「『まだ、全力は出してない感』は捨てろ! ただダサいだけ。」

 

婚活を始めたころに陥る罠が、
全力で取り組むことへの心理的なブレーキ
だと思います。
 
「相談所に登録しないと相手が見つからない自分」を受け入れられないプライド。

「こんな女性(男性)としかお見合いできない自分」に納得できない気持ち。


でも、後者は、お相手にもそう思われている可能性大。
 
<ポイント>

○プライドは捨てろ。成婚してから回収だ。
○すべては相対評価。全力でやると御利益がある
 
<詳細>
 

(1)プライドは捨てて、やることを高いレベルで固定させる。

 

前に触れた「気持ちと切り離して、行動を固定する」。

 


相手に関わらず、行動・態度・お店のグレード(投じるコスト)を固定したほうが効率的だ、というお話です。

関連して、確実に効果があるのが、
「本気度を上げて、やれることを全部やる」。

2つを合わせると

高いレベルで固定する

ということです。

お金がない場合は、行動態度のほうだけでも安定させる。

①席を確保する。
30分前に行って、ラウンジの席を確保する。
合流できたら「席が取れたので、こちらへ!」と言う。
予約できるホテルなら予約を入れる。
「予約しておきました!」と言う。

 

※重要:

 座席確保の労は、さりげなく、でもはっきり言いましょう。「相談所が予約してくれたと思ってました」と言われたことがあります。言わないと損です。


 

②お礼を言う。
席に着いたらまず御礼。
「今日はありがとうございます」と言う。
お相手からの申し入れであっても、
あるいは申し入れであるほど、丁重に言う。
 

ギャップで、確実に好感度が上がります。
 

 
③服装を整える。
ラウンジを見渡すと、
「とりあえずスーツ(背広)を着てきました」
という印象の男性が多い。

手持ちのスーツまたはセットアップの中から、
・色がさわやかで(紺色系統)
・パリッと見えるシルエット(だぶついてない)
のものを選ぶ。


持ってないなら一着は買う。
 
ネクタイも同じ。
・デザインは王道で明るい色が1つ入っている
・デザインは王道でさわやかな色(紺色系統)
を選ぶ。

ノータイにするなら、
・やや遊び心のある形の襟で、
・代わりにポケットチーフを挿す
  
※襟の裏やボタン、糸がカラーのものは好みが分かれる。

 男性が思っているより 印象は良くない。無地の白かライトブルーで。

婚活は相対評価のゲームなので、
「ライバルができていないこと」
をやるほど、高得点
に結びつきます。

 

 

(2)本気度を上げると、御利益(ごりやく)がある。

④単純に、女性ウケが良い。
お見合いのとき、お相手の女性が考えることは、
『この男性とお見合いしている自分が、まわりからどう見えるか』
です。
※聞いて確かめたわけではないけど、たぶん間違いない。

たとえばポケットチーフは、
「夏だからノータイにしたけど、この場はフォーマルだと認識していますよ」
「ザ・お見合い!感を避けてノータイにしつつ、貴女に敬意を払っていますよ」
というメッセージになる。
(注:ネクタイをする場合でもチーフは挿します)
 

チーフをしている日本人男性は少数派です。
実際、仮交際成立後のデート時に何度か褒められたことがあります。
女性は細かいところまで観察しているということです。

 


⑤ラウンジでの扱い(推測ですが、重要)
ホテルのラウンジではたいてい、二人用席のエリアがあります。
日によっては、そこにお見合いと思しき男女がずらっと並ぶ。 
 

別の言い方をすると、
「あぁ、お見合いね。はいはい」
と思われると、そのエリアに案内されやすい。

 

装いと言動を工夫すると、扱いが変わります

こちらが指定できるとき(お申し込み受けのとき)、いくつかのホテルをリピートで使っていたのだけど、


◆身だしなみ:
・背広っぽくないスーツorジャケパン
・きれいめのネクタイorポケットチーフ
◆振る舞い:
・態度はきはき/姿勢しゃっきり
・悪びれず/礼儀正しく

で、通される座席が変わる。

奥のエリアのソファー席や丸テーブル席、
周囲のスペースにゆとりのある席を提案される。
(同じく確認したわけではなく、頻度を測定した推測)

初対面どうしの男女だから、
・隣との距離が離れているテーブル
・できれば正対でなく斜め90度の位置
のほうが落ち着いて話しやすい。
 
女性の心理からいっても、
「いかにもお見合いの男女群と横並び」
よりは、独立した席のほうがベターです。
 
『ほかのカップルより、まあまあマシな相手、

 良い席でお見合いしている わたし』
という感覚は、絶対にあると思います。

⑥仕事への影響
反感を買わない清潔なお洒落をしていて、損することはない。

・職場での周囲のちょっと態度、
・後輩世代に飲みに誘ってもらえるか、
・上司(部下)に重要な席に連れていってもらえるか
が変わってくる。
 
実際、独身の後輩にすこしだけアドバイスしたら、「出勤したとき、周囲の反応が明らかに違いました」と報告をもらったことがあります。


<まとめ>

婚活は、「パーティー仲間のいない、孤独なロールプレイングゲーム」です。

「こんな人に仮交際お断りされた」

「この層でさえ申し込み全滅なのか」

と落ち込むこともあるでしょう。

twitter(現X)でキレてる人をたまに見かけます。

(例:「婚活女性は(男性は)年収(年齢と外見)重視ってことでいいですか!」)

 

キレようが落ち込もうが、

「たしかに理不尽だよね。頑張ったね。貴方と結婚してあげる」

とはならない。

「自分なんかがお洒落にしても」と卑屈になってても、

「じゃあ内面だけ見てくれる美人を10人紹介しましょう」

ともならない。

 

救世主はやってこない。RPGとの違いです。

 

対策を打ったことのない婚活男子は、
 

◆行動・態度・表情・使う言葉 を、レベル上げする。照れくさくても続けてみる。

(※ホテルのラウンジで、誰も気にしてません。大丈夫)

 

◆一度に、でなくてもいいから、いま持っているスーツの買い替え時に、すこしだけお洒落なものに入れ替えていく。

ただし最初の一着はいますぐ買う。

 

を考えてみてください。

 

 

つづく。