元婚活男子 X-MAN40 です。
当時の備忘録から、共通しそうなものを一部改定して再掲載します。
コロナ時代を経てルール等変わっているかもしれませんがご参考になれば幸いです。
 

Vol.22「お見合いで受けのよかった話題~相手の愚痴は歓迎、自分の愚痴は厳禁~


<ポイント>
○「気苦労」「頑張り」は誰でも聞いてほしいもの。

○「自慢話」はいらん! 「笑い話」か「失敗談」だ。


<詳細>
まず大前提として、男性は「自分のことを話す」よりも「聞き役に回る」が正解です。

 

(1)仕事。
①苦労ばなしを聞く。

「女性がすくない職場って、それだけで大変ですね」「古株の先輩ばかり3人も!それは気を遣いますね」

②頑張っている話を聞く。
「部長から直接オーダーをもらうってすごいですね」「男性の、年上の部下って、かなり工夫が要りそう」

③素朴な疑問を聞く。
「経理ということは、月末が忙しいですか?」「きっと華やかなことばかりじゃないんでしょうね」
 
(2)趣味。
④概略を聞く。

「知らない世界です!何をするのですか?」「●●の練習って、おうちで出来るんですか?」

⑤頻度や時間を聞く。
「いつ頃から続けていらっしゃるんですか?」「教室って、月にどのくらいの回数ですか?」
 
数や量は、答えやすい。
いわゆるクローズド(Yes/No)クエスチョンではなく、オープン(5W2H)クエスチョン。
 
仕事も趣味も、とってつけた感じでなく、素直に思い浮かぶ質問がスムーズ。
「いま、門外漢の素人としてお聞きしてますよ~」
という言い回し、態度を取ることで、気分よく話してもらえる。
 
特に仕事。
「女性が日本の企業で働く」ことは、
「男社会の中で気を遣いながら生き抜いている」
という前提でちょうどいい。


・苦労話(愚痴含む)、頑張っていること、我慢していること
を話してもらって、不快になられたことはありません。

逆にいうと、「ふだん、聞いてもらう機会がない」
言い換えると
「職場の(男性の)上司は、女性社員の苦心や愚痴を受け止めてない」
ケースが少なくないのだと思います。
 

「仕事」か「趣味」と言ったのは、

・プロフィールに確実に書いてあり、

・いま現在に関すること
だから。
つまり、「触れていい安全なテーマ」だからです。
 
「プライベート」(家族や価値観)と「過去」は、
「相手がその話題に触れたら聞く(言う)」
がおすすめ。

 
(2)他責でないこと、前向きなこと。
自分のことは『聞かれたら話す』くらいでちょうどいい。

「女性が8割しゃべってる」お見合いが理想です。

まちがっても、自慢話などは厳禁。


①自分をサゲる。
・同僚や上司ではなく、自分自身を笑いとばすこと。
・誰かを馬鹿にしたり、あざけったりしないこと。
・特に弱い立場(部下や後輩、)を見下したりしないこと。

②前向きである。
仕事かプライべートかに限らず、失敗談を話すのはあり。
・深刻ぶらないこと。重すぎないこと。
・ほほ笑ましいこと。明るいこと。
・そこから何かを得ていること。

(例)
「いつもは調べるのに、確認せずに行ったら上演期間が終わっててびっくり。
 でも、代わりに観た知らない作品が、予想外に感動で、得した気分になれました」


③自慢は自分以外にする。
どうしても自慢したいときは、自分以外の人を誉める。

(例)「役職者なのだ」「若くしてリーダーに抜擢された」と言いたい。
・「実務は持たないようにしています。メンバーに恵まれてるからふだんは暇です」
・「率先して、最初に退社するようにしてます。そのほうが絶対に人は育ちます」
・「部下からは『用があるときは言います』と言われて、やることがあまりないんです」

「自身は大したことないけど、メンバーはしっかり者の優秀揃い→助けられてばかりいる」
というスタンスで、自分を落とす。
明るく笑いながら話すのがコツ。
(「率先して早く帰る」は、好意的に受け止められた率100%です)

(3)背景にある「考え」を添える。
男性の趣味は、それだけ聞くと子どもっぽい、あるいは"意識高い"ものが多い。
・バイク、車→「週に2時間までと決めて、独りの時間を持つのを兼ねています」
・釣り(アウトドア)→「いま仕事が忙しいので、海の風に触れて気分転換です/釣果は気にしてません」
・マンガ→「有名な誰それさんのビジネス書で絶賛してて、読むようになりました」
・博物館→「昔も今も、人間の営みって変わらないなぁと素朴に感動したりします」
・自己研鑽→「会社に全人生を預けないよう、意識的にほかの勉強もするようにしてます」


<まとめ>
見られているのは「謙虚さ」と「自己客観視」です。

会社名、年収、役職、仕事ぶり、実家の資産など等、自慢したくなる。
 

・主観でなく事実で話す。落ち着いて平静に話す。
・周囲への感謝の視点を持つ。自慢するなら部下の自慢。
・愚痴と悪口は絶対に言わない。

女性は、
「一緒にいて恥ずかしくないか」
「両親に紹介できる人物か」

「子どもの父親として"あり"か」
といった観点で、

『傲慢でないか』『独りよがりでないか』

『根拠のある静かな自信か』
を観察しています。

仕事の詳しい中身や趣味のことそのものにはさほど興味はない。

女性の質問の意図、話題振りの本質は別のところにある、

と考えるぐらいでいいのです。

 

つづく。