元婚活男子 X-MAN40 です。
当時の備忘録から、共通しそうなものを一部改定して再掲載します。
コロナ時代を経てルール等変わっているかもしれませんがご参考になれば幸いです。

Vol.18「お食事のときは魔のとき。勝負は"ペース配分"と"役割分担"だ」

<ポイント>
○最初から最後まで、ペース配分を考える。
○選ぶ場面は、「役割分担」に置き換える。

<詳細>
「食事をとる行為」は、お見合い・カフェデートに比べて

かなり危険をともないます。


総時間が長くなりやすい。

育ち・マナーがそのまま表れる。
日頃の食べ方、癖が見えやすい。
 
特に一人暮らしが長い婚活男子は、気をつけたいところです。

(1)ペース配分を考える。
最初から最後まで、ペース配分を常に考える。
基本は「ゆっくりめにする」です。
 
①席に着くまで。
・お店の人が案内するまでにこやかに待つ。
・案内されたら、後ろを気にしながら席に向かう。
・いわゆる上座に女性を誘導する。
・お相手が席に着くまで座らない。

待ち合わせ場所からお店までは、二人並んで歩きます。
お店の入り口から席までは、男性が前を歩きます。

※後ろを歩くのはやめたほうがいいです。

 「どこを見られてるんだろう」等、

 女性が安心できないと想像してます。


前を歩くということは、所作が後ろから丸見えになる。
「すべて観察されている」

と思ってちょうど良い。
 
②メニューを選ぶ。
・メニューが一つしかない場合は、お相手に向ける。
 

・関係性によっては、互いから見える向き(90度横向き)でも良い。

 「同じものを一緒に覗きこむ」ことは、親密さを増す効果がある。
 

・最初に、メニューの内容をざっと確認する。

 調べられるなら事前に把握しておくのがベスト。
 

・★選ぶコース、方向性を提案する。
 メニューを選ぶとき、女性がまず考えることは
 『どの価格帯のメニューを選べばいいの?』
 です。
 「お好きなものを遠慮なくどうぞ」
 でもいいけれど、
 「週末限定ホニャララコース、良さそうです!」
 「デザートも選べるんですって!これは惹かれますね」 
 等など、感想を言うていでリードすると、

 スムーズに行きやすいです。 

③食べるペースを配分する。
・相手の食べる速さに、ひたすら合わせる。
 各皿を食べ終えるタイミング。
 その途中の、食べる早さ。
 お酒を注文したなら、減っていくペース。

 すべて合わせる。
 早々と食べ終えて、気を遣わせないこと。
 (当然、会話しながら、自然に、さりげなく)

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【重要】座席の配置をあなどるべからず。
 上座は、一般には「部屋の入口から遠い奥の席」です。
 だけど経験上、決めてかからないほうがいい。
(ちなみに、お店の人が先に椅子を引いてくださったら、

 そちらが上座だそうです)

(テーブル席)
 ・キッチン側を下座(店員さんを呼ぶ側)と見る。
 ・片方の席がすごく景色がいい→景色のいいほうをすすめる。
(カウンター席)
 ・隣と距離が近いときは、隣が女性になるほうをすすめる。
 ・ほかのお客さんと同じ並び(男女or女男)にする。
(共通)
 ・お相手に、「どちらがいいですか?」と希望を聞く。
 
ご本人の意向を確認するのは、座席決めに限らず有効です。
結果的に「どちらでもいいです」となっても、
「独り決めせず、聞いてくれる男性だ」
という印象は、マイナスにはなりません。

一つの判断基準としては「壁か柱がある側」を勧める。
「人が背後を通らない」ことは、女性にとって安心感がある。

席選びを誤ると、食事のあいだずっと気になります。
信頼関係を深めるためのデートのはずが、0点か、

悪くすると減点になる。
 

座席の配置はよく考えましょう。
案内される前からシミュレーションしておきます。
迷ったら「居心地の悪いほう」に男性が座ればOKです。

女性は、食事をしながら、
「粗暴でないか。マナーは許容範囲か。

 自分勝手ではないか。相手のことを考えられるか」
を観ています。
「すべての所作を観察されている」
と考えてちょうどいい。

デートの食事は 自分が栄養を摂る場ではない

と覚えておきましょう。

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(2)選ぶ場面では、「役割分担」にしてしまう。


④メニュー選び。
・単品で選ぶ場合:
 「おつまみ系から一つ、お肉系から一つずつ、

  良さそうなものを選んでください。
  私も一つずつ選びます!」
・コースの場合:
 「前菜、メイン、デザート、それぞれ互いに違うものを選びませんか?
  実はどれも気になって、いろいろ、観てみたいんです」
・共通:
 「僕はこのメニューなら全部好きなので、先攻で選んでください。
  後攻で、違うものを選びます」

 「違うものを選びましょう」
→「なぜなら見てみたいから」
→「先に選んでください」
は、単純で有効なアプローチです。


・「値段のことは気にしなくていいですよ」という宣言になる。
・自分の好き嫌い、苦手のことに触れずに注文できる。
・いろいろ観るのが目的でって、お会計はあくまで結果である。

つまり、「二人チームでメニューを選ぶ、団体戦」にしてしまう。
「男性が方針を提案したから、その決定を尊重して、素直に従っている私」
という状況にしてあげる。
心理的な負担なく、食べたいもの・食べられる分量を選べるようにする。

⑤ドリンクのお代わり。
・ソフトドリンク:
 「私もコーヒーのお代わりをしたいので、一緒に頼みません?」
・アルコール:
 「僕がお代わりしたら、◇◇さんもお代わりされます?」

お見合い/喫茶店では、
男性=コーヒー
女性=紅茶/お茶
となるケースがよくある。
結果的に、
男性=お代わり自由
女性=お代わり別料金
という状況になりやすい。


「お代わりどうですか?」(僕もお代わりしたいから聞いているのですよ~)
は、気を遣わせない言い方を、考えて磨いておこう。

⑥お支払い。
・基本は、男性が、毎回、全額出す。
・お相手に手洗い/化粧室を進めておき、その間に済ませるのがスマート。

そのほうが、次のデートに生き残れる確率が高い。
ほぼすべての相談所、アドバイザー、戦闘力高め男子が、共通して指摘しています。

いろいろ試した結果、おすすめは

 お相手が出そうとしたらやわらかく制して、
 「ここは私が持ちます(笑顔)
  今度コーヒーかお茶をご馳走してください(笑顔)」
です。

「食事:男性が持つ、お茶:女性が持つ」
のように、"分担・分業"=団体戦の感じにしましょう。

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【重要】「目的は何か」と考える。
お会計問題は、婚活記事でも人気のテーマです。
目的は「次のデートに進む確率を高くする」こと。

お手本通りスマートに払うデメリットとして、
・お会計がいくら位(相場)か分からない。
・お礼を言うタイミングが難しい。
・毎回、支払ってくれて、お礼の表現が尽きる。
等のストレスを女性側に発生させることが挙げられる。
 

・「ここは私に持たせてください」と笑顔でいう。
・「ご馳走さまでした」と言われたら、
 「どういたしまして。お店、当たりでしたね!」と返す。
・「こんどコーヒーかお茶かご馳走してください」と提案する。

 
お礼を言うタイミングをつくる。
楽しかったから喜んで払いましたよ、と表現する。
比較的少額で、お金を出せるターンをつくる。

一軒のお会計をワリカンすることはしない。
(=要は、財布から出したお金を、財布に入れる所作を避ける。)

心理的負担を減らすことを考えれば、間違いが起きにくい。
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『お会計問題』も『役割分担にしてしまう作戦』も、
相手を、卑屈な気持ち/無礼になってしまった感じにさせない
ことがポイントと考えています。

 

<まとめ>

食事デートは要注意。

あなたの人間力、マナー、すべて観察されています。

食べる、飲む、話す、沈黙。

最初から最後まで、ペース配分を考える。
 

メニュー選び、お会計では

「女性が居心地悪くならないように」

の観点で考える。

どうしたらいいかを、さりげなくリードしましょう。

 

 

つづく。