元婚活男子 X-MAN40 です。
当時の備忘録から、共通しそうなものを一部改定して再掲載します。
コロナ時代を経てルール等変わっているかもしれませんがご参考になれば幸いです。

Vol.15「婚活の最大のキモ:いまお金を使わずにいつ使う?!」

<ポイント>

◯測るものさしを変える。
○捨てるものを決める。

<詳細>
婚活に関するアドバイスの中でも2大テーマが、
「お会計問題」と「見た目を整える」
だと思います。

お会計=「食事代は男が全額おごりなさい」
見た目=「デート用の服を一式買い揃える」
いずれも、お金の問題です。

(1)測るものさしを変える。

 
①「何のための出費か」確認する。
婚活をしているということは、結果は2通りしかない。
・相手が見つかって、結婚生活が始まる。
・相手が見つからず、独身のまま生きる。
 

前者の場合、金銭面で起こる現象は同じく2通り。
・共働き→家計を支えてくれる収入が増える。
・専業主婦→貴方の担うべき生活費が増える。

前者なら、少なくとも数十万円~百万円/年のプラス。
後者なら、少なくとも百万円~二百万円/年のマイナス。
婚活で支払う御茶代、デートの食事代とはケタが違います。

普段なら行かないホテルのラウンジ。
婚活マニュアルの薦めるお洒落なレストランのランチ。
お相手の分まで払っても、「誤差の範囲」でしかない。

②「何を得るのか」考えよう。
すこし奮発して、3千円のランチデートに行ったとします。 
・お相手の分も払って6千円→「私のために奢ってくれた。次もありかな」
・ワリカンを申し出て3千円→「初回デートでワリカンって!次はないわ」

前者は、自分の食事代+3千円の投資で、
プラスのポイントを獲得。
次のステージに進める。

後者は、自分の食事代3千円を払って、
マイナスのポイント
を獲得。
ここでゲーム終了。

つまり、
「休日をついやし、交通費を使い(自分の)食事代が出ていって」
が、すべてノーカウントになっている。
 
服装、身だしなみも同じ。
・ユニクロのお手本通りに買い揃えた服→「服装はひとまずOK。この人ありかも」
・古びたブランド、自分の趣味全開の服→「一緒に歩きたくない。早く終わって~」
となる。
 

同じコスト(お金・時間)を使って、
この行動で、何を獲得しているのか
と考えると、わかりやすい。

お金の使い方、お金を出すときの振る舞いを、一歩まちがうと、
惜しいところですべて合格ラインを下回り、

 毎回、マイナスポイントを獲得する
となりかねない。

 
わざわざマイナスを稼ぐお見合いやデートは「やらないほうがマシ」

相談所に不利な報告が入る確率の分だけ損だからです。
 

コストを使うラインを「選択と集中」で決めておくことが大切だと考えています。

 

 

(2)捨てるものを決める。

③貢献しない出費はやめる。

・職場のいつもの顔ぶれの飲み会。
・同じ居酒屋で同じ話題、同じ愚痴。
居心地がいいのは理解できますが、
婚活の視点で見ると「時間のムダ」です。

 

・煙草など中毒性のある習慣
・パチンコ、公営競技等の遊興費
この際、やめてしまいましょう。


「煙草」「ギャンブル」

が、婚活を有利にすることはありません。

 

『不健康+無駄遣い+自分を管理できてない』
の三重苦
で、野球でいえば一発でイニング終了です。

 

※公営賭博はどれも、期待値が1.0未満。

 つまり、続けると負けるゲーム。
 賢い女性だとこれだけで

 「考える能力の低い(頭の悪い)男」

 と判断されると思います。


サラリーマンにとって「上司からの誘い」はことわりづらい。

そんなとき、
「この人は、私の人生に責任を持ってくれるんだっけ?」
と考えると判断しやすい。

貴方が気を遣っている上司や先輩は、貴方の老後の面倒を見てくれたりはしません。
結婚できる/できないに比べたら、
飲み会をことわる、回数を減らすのはどうでもいいことです。

婚活に貢献しない支出は一時ストップしましょう。


④有益なことには「投資」しよう。
デート用の服を買い揃える。
そこそこ趣味の良いお店を見つくろう。

これらは必要なコストです。
同時に、我々(非モテ)男性には「何が正解か」が分からない。

その世代に近い女性に教えてもらうのが近道です。
 

職場なり身の回りに後輩の女性がいるなら、
主旨を説明して、アドバイスを請う。
御礼に、お菓子の差し入れなり、ランチをご馳走する。
(注:もちろん、相手の迷惑やセクハラにならないよう、十分に留意)

「情報」は、お金を払う価値があります。
 

 

<まとめ> 
「お金をちゅうちょせず使おう」
「結婚したらお金はかかるもの」
とは、
「お金のない(収入の低い)人は婚活するな」
という意味ではありません。


「自分はいま、何をしているのか」

をわかったうえで行動しよう、ということです。

 
・共働きで働ける人が見つかる→婚活のコストはささやかな投資だ
・自分の収入で家族をやしなう→婚活のコスト以上にお金はかかる
・結果的に結婚せず独身でいる→婚活のコストは期間限定の支出だ
 
お金(婚活予算)に余裕がないのなら、

「次回の無い相手はワリカンにしよう」

という意思決定があってもいい。
 
自分が参加しているゲームが、
「どんなルールで動いているのか」
「何をしたら点が入って

 何をしたら減点されるのか」

「現在どのステージにいるのか」
を分かっていることが、重要だと思っています。

 

つづく。