新型コロナウイルスに襲われた2020年
とてもとても厳しい1年でした。
はじめに、観劇ができた団体や役者さん、スタッフさん、そして残念ながら上演が叶わず、大変悔しい思いをされた方々、演劇に携わったすべての方に2020年お疲れさまと、努力に対する感謝を述べておきたいと思います。
【2020の観劇数】
劇場での観劇数が198本でした。有料配信が記憶にあるもので6本、なので合わせると200本超え。
この他に、暗転を味わった作品が1本、無料の劇場での上映会が1本あります。
最も多かったのはコロナ前の1月の32本、コロナ禍では11月の26本、4月と5月は劇場での観劇は0本でした。
【2020年に特に印象に残った作品、楽しかった作品】
作演家さんが悩まれ、役者さんが稽古を重ね、スタッフさんが支え、作り上げた作品はいずれも素晴らしく、敬意を表します。
その中で、あえて「特に」と付して25作品を挙げさせていただきます。
「特に」の基準は、単に「良かった」「面白かった」「楽しかった」というよりは、刺さったり・響いたり・突き落とされたり・温かくなったり・笑い殺されそうになったりと、自分の心をどこか大きく動かしたり、感覚を呼び起こしたものでしょうか。
当たり前ですが、順位や点数はありません。
○ 咲き誇る花たち (1月 玄狐)
○ ラストダンスが悲しいのはイヤッツ (1月 東京にこにこちゃん)
○ 共演者 (1月 劇団晴天)
○ ひゅうちゃんほうろう (1月 ナカゴー)
○ 嘘を描け (1月 劇25・26団)
○ 四角い2つのさみしい窓 (2月 ロロ)
○ セイジャの静寂 (2月 sakura・project)
○ ハンザキ (2月 演劇組織KIMYO)
○ ガラ版 顔 (3月 ガラ劇)
○ Dont stop me now (3月 江古田のガールズ)
○ バロック (3月 鵺的)
○ 回る (3月 中野坂上デーモンズ)
○ 358日 (6月 しみくれ)
○ 帽子屋さんのお茶の会 (7月 888企劃)
○ 孕み孕ませ産み産ませ (7月 ヴァージン砧)
○ いそいでおさえる吐気じゃない (8月 排気口)
○ 異風堂々巡り (8月 秘密兵器)
○ BLACKOUT (8月 東京夜光)
○ 知ランアンドガン (9月 劇団献身)
○ 私たち全力でホラーに挑みます (9月 ライオンパーマ)
○ NIPPON CHA CHA CHA (9月 鳥の演劇祭、10月 東京芸術祭2020)
○ 売春捜査官 (10月 今生酔いどれ喫茶)
○ The last night recipe (10月 iaku)
○ 夜盲症 (11月 柿喰う客)
○ はらはらり (12月 咲匂企画)
【2020年 特に印象が深い役者さん】
観劇数が減りましたが、印象に残る役者さんと多く出会えた1年と思います。その中で特に凄さや今後の楽しみを感じた役者さんを5名挙げます。
○ 小沢道成さん (鶴かもしれない2020、脳ミソぐちゃぐちゃのあわわわーで褐色の汁が垂れる ほか)
※ 鶴からはじまり、演技の上手さ、女装役の美しさなどなど、演劇を楽しませていただきました。
○ 山脇辰哉さん (売春捜査官、投げられやすい石 )
※ 凄い役者さんなのはわかっていたが、売春捜査官ではその凄さをみせつけられた!
○ 森田ガンツさん (イケてるともだちX SHELTER ほか)
※ 映画から演劇までお世話になりました。 SHELTERでのガンツさんは本当にガンツさんでありがとう!
○ 六川裕史さん (赤鬼)
※ 赤鬼の動きの力強さ、しなやかさ、魅せる力 素晴らしかった!美しかった!
○ 小口美雪さん (セイジャの静寂 ほか)
※ 下北で初めてみてからの、主演作品を観たときの好演ぶりはめっちゃ印象深かった。来年も期待!
【最後に】
コロナによる上演中止などの影響を考えると、古典や短編での上演などが多く、また資金や資源も含め注力した作品を届けられるづ環境ではなかったようにも思えます。
来年は少しでもこの環境が改善されること、そして演劇をやりたい人や団体が少しでもその機会に出会えることを祈りつつ、今年の感想のまとめを閉めさせていただきます。