ショパンエチュード「木枯らし」練習中です。
これは本番の為とかではなく、指の訓練の為に弾いています。
あえて部分練習をせずにひたすら毎日5回通す、ということをやっています。
そうすると、弾けるところと弾けない所がハッキリしてきます。
「苦手なテクニック発見器」みたいな。
そしてかなりハッキリしてきたのでようやく部分練習開始しています。
本番に向けての為の練習の時はこんなことはしません。
「難所は最初から手をつける」にしないと、怖くて怖くて。
速い曲でも大切なことは「音名を言えるようにすること」
速い曲だとつい手が覚えたらそれでいいかと思われがちですが、そうじゃないの。
流石に実際に声に出すと指のスピードよりは断然遅いし、呼吸困難になるし、口から泡吹いて倒れそうになるので、頭の中で読むだけで十分です。
声に出しても支障のない速さの曲なら歌えるようにするとよいです。
意外と生徒さん見ているとこれができていないことが多く「体で覚えている感覚」のみで弾く子がいます。
昔驚いたのが、大人の生徒さんで、
「音名よくわからないから、頭の中はドレミファソラシドです」
と不思議なことを言っていたことがありました。
要は
ミソドシラソファミとかというフレーズでも
ドリミファソラシドと脳内で読んでいるそうで。
少々理解に苦しみましたが、隣にいたもう1名も
「わかるー!」
と言っていて、私は「えええ?わかんない!」
ということがあったのですが、割合的に多いのかなと思っています。
読む音は実際弾いている音とリンクさせましょう。
止まったら途中から弾けないよ…