ピアノを弾くために手が大きいことは確かに有利ではありますが、それよりも「柔軟性」が大事かと思います。
特に日本人の女性は上半身が華奢なので、腕も指も細いことが多い。
「いやいや私体格いいから!」
なんて言っていても西洋人と比べると肩幅や胸の厚みがやっぱり違います。
腕と足の長さも全然違います。
小林愛実さんが椅子を高くしているのも、小柄な体格で体重を上手く利用するためです。
他にも立って音出している女性ピアニストもいましたね。
私が思うに「ここは立って弾こう」と意識しているわけではなく、「この音量が必要だ」と思うと自然に立つ形になるんだと思います。
なので今現在持っている身体をうまく使うことの1つとして、腕の重みや体重をうまく利用することは勿論ですが、すぐに習得できないのが柔軟性。
身体もそうですよね。
コツコツと長い時間がかかります。
でも柔軟性が身に付くと怪我しにくいのと同じように、手も痛めにくくなります。
なのでいつも「ほんの少し手に負担がかかる曲」というのを普段の練習に取り入れているといいと思います♡