私は年末に大変な約束をしてしまった。

5歳男児の生徒と冬休みに外遊びをしようというもので、あまりにも近所だったからその延長で家の周りで雪だるま❄️☃でも作ろう、くらいのつもりだった。


年賀状にもバッチリと
「せんせいあそぼうね」
と書いてある。


約束は守らねばならぬ。


というわけでこちらから連絡をとり、日程を決めて一応「やりたい遊びあるかな?」という内容で送信してみた。


すると彼のお母様から
「〇〇の空き地で、おにごっことかくれんぼと、そりすべりと雪合戦をやりたいと言っています」
と返事がきた。

家の周りじゃないんだ…
雪だるまじゃないんだ…

これはエラいことになった。
でもこれ全部はいくらなんでも無理だろう、と雪遊び要員のヒロ君とも話していた。


ただ、「〇〇の空き地までは華子は歩いていくの無理だよ。キミだけ車で行きたまへ」と提案された。


生徒親子は他人の車には絶対乗らない人なので、多分うちの車にも乗らないだろう。


で当日、やはり乗車は断られ、私だけ車で移動。
だってマイナス12℃とかですよ?
行きはいいけど、多分帰りは絶対ムリ。


〇〇の空き地は私も初めて行ったけど、広い。
ちょっとした学校のグランドくらい。
しかもそれはそれは大きな坂もある。


軽くめまいしましたね。


でどうなったかというと、結局彼の提案した全ての遊びをやりました。
普段しない動きと果てしない運動量。

ただ私も道産子。
ソフトボールもバスケットボールも経験者。
雪合戦はなかなかの活躍を見せた(自画自賛)
段々熱が入り、ヒロ君めがけたつもりが何度も5歳の坊やに当たってしまう。
(フワフワ雪の雪玉だから当たっても痛くない)

そして私が本気で投げた雪玉をヒロ君がパンチでぶっ壊すという遊びが段々面白くなってきて、我を忘れて夢中になってしまった。


母「せ、先生そんなに動いて大丈夫ですか?」
華「任せてください!これでも運動部でしたから!」

大人気なく私も楽しく遊んだものの、2時間も走り回れば46歳の体力は限界です。

5歳男児はもうはしゃいで嬉しくて、頭が汗でベチャベチャに濡れ、ぜえぜえ言いながらも「まだあそぶー!」とか言っています。

勘弁してくれ。
もうお昼ご飯の時間とっくに過ぎてるよ。
先生お腹すいたよ。


母「普段なら1時間半くらいで満足するんですけど」

うん。
普段とちがうからね。

私もはしゃいじゃったもん❣️

そりに乗ったのなんて40年ぶりかな?
久しぶりで楽しかったけど、家に帰ってからひたすら寝てました。

たまにこういうのもいいものです。