やっと眠りについてくれました
お母さんはあなたの寝顔
少し楽になったその横顔
一生忘れません
その寝顔からは
病魔と闘っているとは思えないほどの
あどけなさで
小さい頃に出会った頃と変わらない
あの時の思い出がよみがえります
今日は1日よく頑張りました
眠れないほど辛かったのですよね
横たわれず立ったまま
酸素ハウスに不安そうに待っていてくれて
本当に御免なさい
バイトはすぐにでも辞めれます
だけど少しでもゆっくりと身体を休める時間も必要だと考え
6時間はバイトに行くように仕向けています
本当はお母さんが一番あなたから離れてたくないのです
あなたも居てほしいのはお母さん分かっています
だけどあえて行くよう努めています
お互いのために
だけどもう時間がないのかもしれないと
今日少し思ってしまいました
あなたとの時間は戻ってきません
今一瞬を1秒を大事に大切に過ごしたいです
過ごさないと絶対にダメなんです
一緒にいることが命を縮めているかもしれない
少しだけの時間でも離れたほうがよいかもしれない
正解は分かりません
その判断は間違っているかもしれません
後で後悔するかもしれません
時間がないのでとても焦るし不安だしもどかしいし
どうしようもないほど何も決められません
正しい方向に導いてあげているとも思えません
お母さんがあなたにしてあげれることは
何もないのかもしれません
あなたが求めていることは
生きることだと今日改めて思いました
生きたいのに身体がおかしくて
体力もないのにお願いお願いのポーズをしたり
手を何度も何度も舐めてくれて
お母さんに助けを求めてくれているのに
お母さんはあなたに何もしてあげることはできません
胸に水が溜まっているのではないかと思いました
それで呼吸が苦しくなっている
胸に水を出すのはできるようですが
それにはリスクがあるようです
辛い思いをさせ危険な橋を渡るのなら
やっぱりこのままの方がと思ってしまいます
肺の手術は鋤骨を1本折ったり手術後は水も溜まり
結局絶対はないのだとお母さんは思いました
あなたの体力を奪い気力を奪い
万が一の時お母さんが一緒に入れなかった時のことを考えたら
お母さんは一緒にいられないでお別れするのは
絶対に嫌なんです
お母さんのわがままだけど
他人のいるところであなたとお別れをするのは嫌なんです
家族みんなであなたとお別れをしたいのです
一緒に過ごした仲間と一緒にこの部屋で私の腕の中で
お別れをしたいのです
近所の桜がすこしづつ咲いてきましたね
満開になるのはあともう少しです
それまでお母さんはあなが苦しまないように
一生懸命サポートしていきます
明日も一緒にがんばりましょうね