高齢ハイリスク妊婦の帝王切開…
前回の手術の記憶は今思い出しても背筋が凍る
【死
】という言葉が、2.3度頭をかすめる恐怖体験だった。(前回の出産記はコチラ)
さて、今回はどうだったかと言うと
とにかく、あっっっという間
という感じ。
ちなみに前回との比較
手術時間前回 ５時間
今回 １時間１５分
出血量前回 4000ml
今回 880ml
自己血前回 1200ml使用
今回 使用せず
と、こんな感じです。
手術数日前まではビビりんちょすだった私ですが、なんとなく実感がないまま当日に
そして、実感がないまま手術室へ
まずは手術の準備ですが、とにかく手際がよく、速い
速い次々指示され麻酔の用意が進みます。
麻酔は背中の背骨の横に２ヶ所
これが手術で一番痛いんじゃないかなぁ～～
と言ってもご安心を
ガマンできる程度です
チクッというよりは、ど～～んと重い痛みで、少し神経がビリっとしました
でも、ここまできたら後はあっっちゅう間
すぐに足が熱くなって、感覚が鈍くなってきたかと思ったら、数人に抱えられて手術台にド～～～～ン
さささーと両手が十字架に張り付け状態になり
ぱぱぱーと腕に点滴をさされ
ふぁさっっと目の前のついたてにカバーがかかったら
手術スタート
痛みは全くありません。
お腹にメスが入ったのも全くわかりませんでした。
ただ、とにかく内臓を引っ張られる感覚だけが続きます。
『コッヘル』
『ガーゼ』
こういうのは余計な想像が膨らんでしまうので、できるだけ聞こえないように音楽をかけるのをおすすめします。(私は一言一句のがさず聞いて想像ビビりんちょすしてしまいました
)そして、体感的には５分後くらい
突如ふっっっとお腹が軽くなったのを感じて目をあけると
丁度赤ちゃんが高らかに掲げあげて取り出された瞬間でした
おぎゃ～～✨
ほどなく元気な産声があがり、ひと安心
その後は少しうとうとするお薬を入れてくれましたが、自分のすぐ横で赤ちゃんの処置をしてくれたので、それを見ているうちに閉腹も終わってしまいました
そしてベッドに乗せられたまま病室に移動
意識もハッキリし、結構余裕
前回の手術の事があっただけに家族はすごく心配していたけど、みんな揃ってよかった
よかったと、こんな感じで２度目の帝王切開手術はあっけなく終わったのです
はぁ～～✨
今回はずいぶん楽だったな～～
と余裕をぶっこいたのもつかの間
本当の地獄はこれからでした
続く
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