元日の上空に描かれた航跡の正体とは? / 1月28日の新聞記事より
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元日(1月1日)に、日本各地の上空を、小型飛行機がウロウロしていたそうです。
ツイッターでは、「牛の絵を描いているのかな?」のような意見があったようです。
どうやら、その目的は、税務調査の一種だったようです。
要するに、「固定資産税を、もれなく課税するため」らしいです。
では、なぜ、わざわざ元日に行うのかというと、
固定資産税の賦課期日が、1月1日だからです。
不動産は、登記がなされれば、法務局から自治体に通知されるそうです。
しかし、未登記の建物だと、法務局からの情報提供がないので、
上空から撮影した写真を(以前の写真と)照合して、
建物の新築や取り壊しなどをチェックしているそうです。
このような調査は、「公共測量」として、国土地理院への届出が必要らしいです。
ちなみに、固定資産税の課税ミス(12~15年度)のうちの、約6割は、
「新築や取り壊しの状況を把握できていない」という原因だったそうです。
写真やAIなども用いて、しらみつぶしにチェックしているにもかかわらず、
課税のミスやトラブルは、後を絶たないようです。
私の県では、数年前、特例が無視されたケースがありました。
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