勘九郎さんすげー | ホントはね。

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本音を、ココでぶちまける。
掻き消せぬ敬意と確かな足跡。

大相撲の行司さんが好き。
誰が何と言おうと、四十代 伊之助親方が大好きじゃ。

場内片隅から見つめた土俵の様子・宿るキモチを
そのままココへ綴ります。

本日は(※まだ寝てないから「本日」という括り)

土俵祭でございましたね。

 

 

 

リアタイで配信して下さるようになって

我々行司ファンも、たいへんうれしい限り。

 

 

 

と思ってはいるものの、

今日は、なかなか起きることが出来ず

気付けば10:30。 

伊之助キャンキャンがお神酒かけていらっしゃるか

太鼓隊が3周してらっしゃるか……

ah もう終わりかけ…

 

 

 

 

 

いやね、

「あの」あまりにも衝撃的なニュースに接し

脱力というか

何にもする気が起きず、

心に穴と言いますか…。

 

 

 

 

「なんで? …え、なんで……?」 と

気付けば、心の中で延々と繰り返し、

今も、生々しい報道には即座に耳を塞いでしまう。

 

 

 

 

身体が起き上がらないが

頭の中はぐるぐるぐるぐる……

 

 

 

 

あんなに大好きな(?)土俵祭にさえ

気持ちが向け切れなかったというのが

ほんとのところ。

 

 

 

 

だけど

数時間後、意を決して起きて

真っ先に土俵祭のアーカイブを視聴しました。

 

 

 

 

で、私は惚れたよ。

ある人物に。

 

 

 

 

 

それは

かんくろーー氏っ!!

 

 

 

 

なぜだかは、分かる方には分かるはず。

 

 

 

 

わたくしは、愚かにもまじで何にも存じませんでした。

ご存知の方も多かったのでしょうか。

いやー…勉強不足でした。

 

 

 

 

せっかくなので、

皆様頭文字つき。(要らんて見づらいな)

このね、いっちばん右にいらっしゃる行宏さま

 

 

 

 

 

受け取った三宝を、勘九郎さんに渡され

 

 

 

 

 

こっから、ずっと勘九郎さんは

鎮め物を作ってらっしゃるのね!!??

 

 

 

 

今まで、何度か土俵祭には行っていて、

東寄りに席を取ったこともあるはずなのに!!

全然、気付きもしませんでした。

 

 

 

 

すげー手際よく「鎮め物」の形にしてゆく

勘九郎さん。

 

 

 

 

 

最初は、こんなふうに

(見えねーよ)

※式が始まる前の様子

 

 

 

 

小皿(※)の上に、塩とか洗米とかが

乗っている状態。

要は、お料理番組の調味料紹介みたいな感じ…笑

 

※土器(かわらけ)というのがかっこよいだろう。

 

 

 

 

たしかにね!

いつのまにか小包のような形になって

水引がつけられ

それを、のちの「鎮め物」にて、

伊之助キャンキャンが、

土俵中央の穴に、そっと納める。

 

 

 

 

たしかにね!!2度目

誰が鎮め物の形にしてくれてんの?

って感じですよね。

全然見てなかったー…

 

 

 

 

いや、方屋開口見ちゃうじゃん!?

ジロちゃん見ちゃうじゃん!?

ワレは土俵の中央ばっかり見ておりました。

 

 

 

 

その陰で、かんくろうさん

こんな神業見せてるとは知らんかった。

だって、三宝渡された瞬間から

タイムチャレンジが始まってるワケでしょ?ひぇー…

 

 

 

 

で、しっかり方屋開口が終わるまでに

完成させている。

 

 

 

 

 

方屋開口を終えた伊之助さんが立ち上がる。

同時に、ゆっきが出来上がった鎮め物を回収。

 

 

 

 

 

脇行司さん(十両格様)へお渡しになる。

西では、元基さんが瓶子(へいじ)を

脇行司さん(幕内格様)へ渡される。

 

 

 

 

そして、鎮め物へ移ってゆくわけです。

 

 

 

 

鎮め物。 (実際に観に行った時の写真)

あれが、つまり勘九郎さん作 ということだがや。

 

 

 

 

 

そうそう。

 

そんでね?

 

 

 

 

さっきのね、タイミングの話ですけど

 

 

 

 

 

【方屋開口】 ※細かい言い回しはお人によって異なります

 

天地開き始めてより陰陽に分かれ、清く明らかなるもの陽にして上にあり、これを勝ちと名付く。重く濁れるもの陰にして下にあり、これを負けと名付く。勝ち負けの道理は、天地自然の理にして、これ為すもの人なり。清く潔き所に清浄の土を盛り、俵をもって形と為すは、五穀成就の祭ごとなり。一つの兆しありて形となり、形なりて前後左右を東西南北、これを方という。その中にて勝負を決する家なれば、今はじめて(カンっ♪)方屋と言い名付くるなり。

 

 

 

 

いやいや、このピッタリ具合で

見事に作り上げる勘九郎さんの凄さよ。

 

 

 

 

 

これさー

私が且つて観に行っていたときから

ずーーーーっとそうなん???

 

 

 

 

って思って見返して見たら……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そのようでーーーーす!!!!!

 

 

 

 

お手元は映っていないが、

これは完全に、作ってらっしゃる動きでは!!

んもう、全く気付いていなかった情けない。

 

 

 

 

勘九郎さん、再び尊敬っ!!

 

 

 

 

今場所は名古屋場所。

電光板の字も、たぶん勘九郎さんですよね。

お書きになったの。

 

 

 

 

ますます、敬意を込めてお姿を拝む。

かっこいいよねー。すてき!!

\\定点カメラありがとう!!//

 

 

 

 

すごいやね、行司さんって。

ほんとうに。

NEWDAYSの袋に掘り出された鎮め物を入れて

すたすた去る千秋楽のりょしけも好きだったなあ。

 

 

 

 

行司ファンの常識!ってな内容でしたら

ほんとすみません。

今回で、また一つ知りました。

 

 

 

 

以上、土俵祭の感想と反省会でした。