行司さんフィーチャー~式守伊之助さん②~ | ホントはね。

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本音を、ココでぶちまける。
掻き消せぬ敬意と確かな足跡。

大相撲の行司さんが好き。
誰が何と言おうと、四十代 伊之助親方が大好きじゃ。

場内片隅から見つめた土俵の様子・宿るキモチを
そのままココへ綴ります。

 

 

式守伊之助キャンキャン親方

第2弾。

 

 

 

 

特別、伊之助さんばっかり

めちゃめちゃ撮ってきた!! というつもりは無いのだが、

後から見返すと、伊之助さんショットの数のダントツさ

 

 

 

 

先代いのすけさんの思いも乗せて、

当代には、41代伊之助… そして、やがては庄之助として

これからも、土俵に立ち続けて頂かなければ。

 

 

 

 

無意識に、そんな我の泣きの入った思いを

向けていたのかなー。

 

 

 

 

さて、そんな伊之助さんの、初場所でのお姿。

“ちょこん” は、容堂先生の得意技(?) だと

思っていたのだが、

伊之助さんバージョンも撮っていたようである。

 

 

 

 

 

ちょこん!

 

 

 

 

 

容堂先生ばーじょん。

 

 

 

 

“ちょこん” 以外にもあるよ!

伊之助さんと言えば懸賞金。(?)

 

 

 

 

過去に、懸賞金を落としちゃったこともある

伊之助さん…(゚Д゚;)

全行司さんの筆頭となられてからは、

懸賞金の束も、ますます分厚くなる一方…

 

 

 

 

受け取り方も、慎重になります。

 

 

 

 

ってことで、

懸賞金受取の瞬間シリーーズ。

※先程から、一枚、昨年の場所ショットが混入してますが。

 

 

 

 

 

 

傾きまくり。

 

 

 

 

 

軍配に、一生懸命乗っけます。

 

 

 

 

 

そして、正面枡席から観戦できた、あの日。

伊之助さんのお姿も、ちゃんと撮ってました。

 

 

 

 

 

その威厳が、観客席まで降り注ぐ。

 

 

 

 

 

この先 白鵬さんの取組に立ち会ってゆくのは、こちらの伊之助さんだ。

 

 

 

 

先代当代は、同い年。

先代いのすけさんの方が、当代よりも

初土俵が一場所早くて、お誕生日が遅い。

 

 

 

 

あのまま、順調にいけば

先代いのすけさんがご定年を迎える前に、

当代伊之助氏の方が、先にご定年だった。

 

 

 

 

そう。つまり、

当代伊之助氏におかれては、

庄之助への道は閉ざされていたということ。

それは入門時から分かっていた、厳しい現実でした。

 

 

 

 

 

それが。

 

 

 

 

 

急に、思いもよらぬ形で開けてしまったねぇ…

 

 

 

 

 

立行司は、

トシちゃん親方  (38代伊之助⇒36代庄之助)

畠山の親方さん (39代伊之助⇒37代庄之助)

先代いのすけさん (40代伊之助)

当代伊之助さん  (41代伊之助)

 

 

 

 

と続いていくわけだが、

畠山の親方さんと、先代いのすいけさんの間には

年齢差があった。

 

 

 

 

一方、40代いのすけさんと、41代伊之助氏は同い年。

ということで、やっぱり仲が良かったとのお話を

よく耳にするのである。

 

 

 

 

ほんと、どんな思いだったんだろうね。

あの時。

 

 

 

 

先代いのすけさんが、行司をお辞めになるという事。

それが、一体どれ程のことなのか。

 

 

 

 

そして、それを聞かされた当時の勘太夫氏

一体、どんな…

どんな思いをされたことか。

 

 

 

 

その後の巡業、本場所にて、事あるごとに

どれ程の重圧をお受けになっていたんだろうか。

 

 

 

 

 

まともにお受けになっていたかもしれないし、

跳ね返していたかもしれない。

ファンに心配されること、それこそが

勘太夫さんにとっての屈辱だったのかもしれない。

 

 

 

 

 

こんな時、ふと思う。 

“知らない” ということは、全く恐ろしいもので、

どうにだって想像し、どうにだって解釈できてしまう。

“自分たちが、何にも知らない” ということを、

キレイサッパリ忘れて…。

 

 

 

 

 

そして、

自分たちの未熟さを、棚に上げて。

 

 

 

 

 

『一体、何を知っているの?と思ってしまう。

 話したことも無いのにね』

…と、克之兄さんのお言葉がよみがえってくるね。

 

 

 

 

 

でもねぇ、まさにその “想像” でしかないが、

我も、心を痛めたもんだ。

先代いのすけさんの、言いようもない無念さを想像し、

突如筆頭となられた、当時の勘太夫氏戸惑いを想像し。

 

 

 

 

 

げっそりヤツれたもんだ。

 

 

 

 

あれから約1年。

国技館の中に戻って来て下さったいのすけさんは、

我相手に、明るく振る舞っては下さるが、

穏やかな笑顔に、一瞬だけ香る、深い悔い。

一瞬だけ滲む、寂しげな眼差し。

毎回、我の心も痛むのだ…。

 

 

 

 

しかし、それでも先代いのすけさんは、

立行司昇進後の、初の場所にて

連日、物言い続きだった当代の頑張り

ちゃんとご覧になっていたよ。

 

 

 

 

 

その勇姿を、心から称えていらっしゃった

(実は、先日お会いした)

 

 

 

 

 

あからさまな言葉にはなさらないが

行司職への思い、愛情が滲む先代

 

 

 

 

そして、そんな先代のことが、他の誰よりも推しメンだった我も、

きっと、ずっと立ち直れはしないけれど。

 

 

 

 

おそらく、たぶん、きっと

38代庄之助という将来が待っている

当代伊之助氏のお姿を…

 

 

 

 

大変に…、

たいっへんに、厚かましくはあるけれども

 

 

 

 

 

先代とともに、見守ってゆきたいと…

そう、思うのである。

 

 

 

 

 

 

クローバー    クローバー     クローバー

 

 

 

 

 

枡席で観戦した

初場所中の、とある一日。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ふと、右側に視線を移すと、

真剣な表情で、出番を待つ

伊之助さんのお姿があった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1/21、出番前。

 

 

 

 

 

 

 

も出ない。

 

 

 

 

 

 

 

 

も出ない。

 

 

 

 

 

 

 

 

でもね

 

 

 

 

 

 

 

尊敬してるんだよー…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

真剣そのものの表情に

心、打たれるんだよー。

 

 

 

 

 

 

 

 

その直後、

土俵の上にて、渾身の軍配を上げるお姿

この日も、感情が、大いに揺さぶられた。

 

 

 

 

 

 

 

 

伊之助さん…

 

 

 

 

 

腰に差された短刀

“伊之助の色” = 紫白の菊綴 を見るたび、

「41代 式守伊之助であります」 という

アナウンスを聴くたび…

 

 

 

 

 

先代への愛着と

当代への敬意とが

心に入り乱れて、ワレはひとり、悶絶。

 

 

 

 

 

 

 

「あの人は、研究熱心な人。

 これまで何度も、行司としての教えを乞うた」 

 

 

 

 

 

 

 

つい最近、先代をこう振り返った、伊之助さんのお言葉

秋さんと、おんなじことを仰せじゃ。

↑懐かしき!

 

 

 

 

 

 

きっと、当代のお心にも、

先代の存在が、大きく深く刻まれているんだろうと想像し、

我は、当代を応援することにしたんだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

何があっても…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

我は、伊之助さんを応援するぞ (`・ω・´)