母を見送ってきました。


40代ではじめての一人暮らし。

引越しの手伝いをして、母は、一人、高速バスで帰っていきました。


泣くのを我慢して、部屋に戻ったら、がんばれというメッセージとともに、お金が入った封筒が置いてありました。


もう、ダメでした。


68歳になる母が、清掃の仕事でもらったお金。


このお金は、使わないでお守り代わりにしようと思います。

このお金に、手をつけないで生活できるように、頑張ろうとおもいます。


お金は、お金。

でも、ときに、言葉よりも強いメッセージになると思いました。

だって、自分の大切な時間、大切な生きる糧を人に託すのですものね……言葉にはできない、想いもこめて。



 地元では、まだ、蕾も色づいていなかった、桜。

東京では、すでに桜吹雪です。