夫となかよくやっていくには

私の我慢が必要不可欠だった。


小さいことから大きいことまで

私の望みは全て却下され。。

それは、新婚旅行にすら連れてってくれない、

というところから現れてた。


デキ婚で妊娠中とかなら、わかる。

お金がないなら、わかる。

でも夫はお金を持っている。


本当は思い出に残るような海外がいいけど

別にそうじゃなくてもいい、

せめて近場の温泉でも…。と言っても却下。

思い出が欲しいと言っても却下。


ようやく行けたのは、義母まで巻き込んで

結婚して半年以上経ってから。


プラダにヴィトン、

ブランド物をたくさん身につけた義母が

「◯◯クン(夫)のお金で贅沢しないでねー」と

ほとんどお金なんて渡されてもない

着古したボロボロの服を着ている私に言った。


なぜか義母は私が夫の金を散財していると思っているのか?

自分の給料の9割を好き勝手に使ってるのは夫だ。


義母は金の話しかしない。

「〇〇クン(夫)のお金を宛てにしないでちょうだいね」


などなど。


お金なんてロクに貰ってないのに

なんでそんな事言われなきゃならないんだ…!


その時、私はお金の事で悩みまくっていたので

悔しくて悔しくて仕方なくて、眠れなかった。


翌朝、私は義母に

自分はほぼ、お金をもらってないこと。

なんなら、独身時代の貯金を切り崩しているということ。

新婚旅行にさえ行ってないことを言った。


言いながら涙がでてきて号泣した。


そもそも、夫が本当の家計事情を話せば良いだけだったんじゃないの?

なんで話さないのか?


そんな私の姿を見た夫はキレ散らかした。

母親に事実を話されるのが、そんなに嫌だったのか。。


なんていうか夫は。

自分の嫌なところ、悪いところを

私に押し付けて私が非難を浴びるようにしているような…

なんかそんな気がした。


義母は号泣する私を見て何も言わなかった。


それから少しして

義母も「新婚旅行くらい行け」と言ってくれたのか

ようやく近場の温泉に一泊しに行った。


私はすごくストレスを抱えていたと、

自分でも思う

パンパンに空気が入ったビニール袋を

上から押して、いつ破裂するか…みたいな。

友達にも「鬱なんじゃないか」と言われていた。

夫はそんな私にも気付かない。

要は自分の思い通りになってさえいれば満足なのだ。