この診療所に来て4年目。

今までは都市部に近い地域での仕事が多く、

後継者も若い人ばかりでした。


ここは過疎の進みつつある地域。


この3年間、多くの農家が亡くなりました。

このスピードには戸惑っております。


それだけ農業従事者の高齢化が進んでいると言うことなのでしょう。


昨日、繁殖和牛の農家の

奥様の方が亡くなりました。


旦那様が死の境を彷徨うような大病から

帰ってきたばかりでした。


小動物の獣医さんは、

あくまで動物とのつながりがあって、

動物の向こうに飼い主がいる感覚。


大動物の獣医さんは、

あくまで飼い主との繋がりがあって、

飼い主との間に動物がいる感覚。


大動物の獣医は

飼い主の人生と付き合う仕事なのだな。


と、つくづく思います。


旦那さんが帰ってきた時、

退院記念だと3人で笑って、

「福乃姫」というちょっとお高い種を、

人工授精したのですが、

まだ、妊娠鑑定もできていません。


ご冥福をお祈りします。


オージィ、今日も雨かな。


少し明かりが差してきたような気もするけれど。