泉鏡花作高野聖。
海老蔵扮する修行僧,宗朝が山道で出会った女,玉三郎と歌舞伎禁制のセミヌード,混浴(?)シーン。

この女,迷い込んだ旅人を動物に変えてしまう魔性の女。なぜか坊さんは変えられないでもてなされる話。奥が深いのか良く分からんが,妖怪モノの湿度の高いネットリ感は独特の雰囲気。これが歌舞伎座の玉三郎演出ともいえる鏡花作品の雰囲気なのだろう。

魔術によって変えられた動物たちをパペット様に黒子さんたちが操作する。こりゃ文楽に通じるワイと楽しむ。

ラスト。歌六さんの長台詞のテンポが遅いような気がする。もっと宗朝をからかうようにまくし立てて,重要な言葉だけにエッジを利かせたほうが好きだな。

二年前のドMおやじ,辺栗藤次が伝説に残る名演だったし,ちょっと期待が大きいかなぁ
でも歌六さんは,私,本当に大ファンでしてね。これからも奇優ぶり期待してますよ!