春の寿と題して,三番叟,萬歳,屋敷娘の三連発

三番叟の歌昇さん秀逸。私,この人の踊り大好き。
この人芝居も上手いので,名脇役的な存在だけど,踊りが上手だと思う。私は別に素人なので言えた義理じゃないかもしれないけど,腰のすわりというか,背筋の通りというか,一本,ピッと入った踊りは,特に三番叟のようなロボットダンスにはまた良いのですね。

そして私,最近一押しの孝太郎さんの屋敷娘。仕草も踊りも表情豊かでハンナリと夢の世界に連れて行ってくれました。ブロマイド買っちゃいました。

さて,江戸初の団十郎,藤十郎の競演!って雁次郎時代には競演してたでしょって言うのはナシなのです。なんかプロレス的ですよね。
アントニオ猪木は武藤敬二とは何回も対戦してるけど,グレート・ムタとは一回しかやったことがないってさ。そんな感じ。
初競演云々と言うよりも,青春真っ只中の喜寿の役者と難病から復活した団十郎さんが,江戸歌舞伎創成期,東西の名籍を名乗って120年記念に花を添えるってのがいいじゃありませんか!成田屋!山城屋!