忙しくて12月歌舞伎はなかなか行けない。
今年は月始めに長期出張もして,クリスマスには家族サービスも控えているというのに・・・愛すべきスタッフたちに囲まれて息抜きしてきました。ありがとう。
ってなわけで,鎌倉三代記の絹川村閑居。
歌舞伎ファンには「時姫」といったほうがピンと来る。鎌倉の話に置き換えているけれど,言わずと知れた徳川vs豊臣のパロディで,時姫のモデルは秀忠の娘で秀頼の嫁,千姫。大阪夏の陣で徳川方に連れ出されて,夫に添い遂げることはできなかったわけだけれど,そこは豊臣びいきの大阪の浄瑠璃作家,徳川を善玉には描きません。
父に従うのか,夫に従うか迷う女心の心情表現が難しいために,本朝二十種香の八重垣姫,祇園祭礼金閣寺の雪姫と並んで三姫といわれます。その大役を演じた福助さんの声の調子が悪くて,可愛そうでした。
私は昼夜通しで見たので,夜も福助さんを見たのだけれど,時姫で始まり,おでぶの娼婦マリアで終わる一日は,福助さんにしても疲れるでしょう。
この狂言は,この狂言の前の話,近江源氏戦陣館に,話だけ出てくる佐々木高綱がポイント。この人がストーリーをつかむポイントかな。今回はそういう意味では三津五郎さんに注目!
平成16年の一月。御年83歳の雀衛門先生が時姫を演じました。一緒に連れて行ったアメリカ人は,
「祖父と戦争を戦った人がいまだにお姫さまだなんて!」
と驚いていました。
今年は月始めに長期出張もして,クリスマスには家族サービスも控えているというのに・・・愛すべきスタッフたちに囲まれて息抜きしてきました。ありがとう。
ってなわけで,鎌倉三代記の絹川村閑居。
歌舞伎ファンには「時姫」といったほうがピンと来る。鎌倉の話に置き換えているけれど,言わずと知れた徳川vs豊臣のパロディで,時姫のモデルは秀忠の娘で秀頼の嫁,千姫。大阪夏の陣で徳川方に連れ出されて,夫に添い遂げることはできなかったわけだけれど,そこは豊臣びいきの大阪の浄瑠璃作家,徳川を善玉には描きません。
父に従うのか,夫に従うか迷う女心の心情表現が難しいために,本朝二十種香の八重垣姫,祇園祭礼金閣寺の雪姫と並んで三姫といわれます。その大役を演じた福助さんの声の調子が悪くて,可愛そうでした。
私は昼夜通しで見たので,夜も福助さんを見たのだけれど,時姫で始まり,おでぶの娼婦マリアで終わる一日は,福助さんにしても疲れるでしょう。
この狂言は,この狂言の前の話,近江源氏戦陣館に,話だけ出てくる佐々木高綱がポイント。この人がストーリーをつかむポイントかな。今回はそういう意味では三津五郎さんに注目!
平成16年の一月。御年83歳の雀衛門先生が時姫を演じました。一緒に連れて行ったアメリカ人は,
「祖父と戦争を戦った人がいまだにお姫さまだなんて!」
と驚いていました。