自分の癒えることのない心の傷
写真ブログのつもりで始めたブログですが、やっぱり元々がお産育児で初めてブログを始めたのでどうしても時々長~いつぶやきを書いてしまいます。
でも、そんな記事を真剣に読んでくれて、温かいコメ、ご自身の胸のうちを語ってくれた人が沢山いて、とても嬉しく思っています。
(有名店でブレイクした時、こんな風にトレイに出されたのでそのまま撮ってみました。)
今日は公私多忙で、更新がこんな時間になってしまって、この記事がトップにある時間が短いので自分の心の傷をちょっぴり書いてみようと思います。
妻はレイ君を帝王切開で産んで、アイちゃんを経膣分娩(VBAC)という帝王切開後の自然分娩で産みました。
その時、子宮動脈の近くで不完全子宮破裂を起こし、アイちゃんは子宮の薄皮一枚が残ってたために無事生まれてくれたものの、妻は大出血、即死でもおかしくない状況でしたが19日間、母親としての本能だけで戦い抜き苦しみ疲れ切ってこの世を去りました。
日本の女性は、「お産=経膣分娩」というイメージが強く、帝王切開で産んだママさんは経膣分娩で産めなかったことに劣等感を感じたりする方が多く、女性として生まれたからには一度は経膣分娩で子供を産みたいと願う方が凄く多いんです。
うちの妻はケロイド体質で、切ると傷がみみず腫れのように酷くなるので、自然に産めるのならとVBACを医師に薦められ選択したのですが、後から聞くと臨床データが揃ってなくて試験分娩とされてたことなどが分かりました。
そして、搬送されたERの産科担当医からは、
「奥さんは、残念でした。今はたまたまVBACというのが流行っていて、医師の間でも帝王切開を減らすためにVBACを積極的にやろうという傾向にあったため、こんなことになってしまいました。こういうトレンドの時に出産されたのが不運でしたね。。。」
って言われました。医療のトレンドにより亡くなった?という医師の言葉きつかった。
そしてその言葉が私を動かしました。
それから、妻と同じ経験をする人がこれ以上出ないで欲しいという想いから、VBACを否定するのではなく、キチンとした情報提供と、母児に優しいお産を訴えかけるべく、サイトとブログを立ち上げていました。
まぁ、でもVBACに自分のお産への希望を抱いてる人ばかりだから、衝突の連続で大変でした。
それでも、ありがとうと言ってくれる人も多く集まり、一緒にサポートしてくれる人が増えていったのは本当に嬉しかった。
そして、その活動は妊婦さんを助けるだけではなく、起こってはいけない我が家と同じ事故が再び起こり、そのご主人との出会いもありました。
その惨事を、ある日MIXIのコミュで書き込んだところ、大バッシング。
そこは、VBACのリスクを学びつついかに出来るかを考えるコミュのようでしたが、大前提やる!だったので、リスクを学ぶと言っても、 「僅かなリスクだから、私には起こらないだろう」 という考え方でいる人ばかりだったのかも知れません。
「悲しいお産がありました。二度とこのような悲しいお産が起こらないように、ムリせず自分に合った母児に優しいお産を選んでください。」と自分の妻と、その方の奥さんのお産経緯を書いたら、
「グロテスクで気持ち悪い」 「最悪キモイ気分悪くなった」 などと言われ、最終的にはコミュの全員からバッシング浴びて追放されたことがありました。ついでに、自分が語り続けた、「母児に優しいお産」というキャッチコピーも自分達のコミュのキャッチコピーとして当たり前のように使われちゃった(苦笑)
まぁ、でもこの言葉がどんどん広がってくれればいいやと思ったので、それは勝手に使ってもらうことにしました。
妻や、Mさんの奥さんが必死に生きようと頑張ったお産、それをグロテスクとかキモイと言われたのはかなりキツかった。
私達にとっては、それは妻が必死に生きようとした大切な記録。
悲しいことだけに、本当なら公開なんてしたくないけど、真実を知る者として伝えなくてはと思って公開したけれど、結局そんな言葉で片付けられてしまった。
妻たちの命がけの記録を、そんな風に思われ、そんな言葉で非難を浴びるなら、もう伝えるのなんて止め!
大切な記録をこれ以上傷つけたくないので、サイトも閉鎖、ブログも放置にしました。
「真実だけが魂をうつ」 と思ったけど、活字では心に訴えかける限界があったと感じました。
死んでから気付いても遅いんだけど、人間の欲ってのは静止できない。
コミュだって、死んだ人からは、「失敗して死にました」とコメントは来ない。
お産後に来るコメントは、「成功しました。やって良かった。」って成功事例の感想だけでしょうから、多分我が身に起こるまで後悔も出来ないんです。
でも、傷つくのは死んだ本人ではなく、残されたご主人と子供。
私がこれから再びサポートするとしたら、死んだ後に残された彼らのサポートくらいかなぁと再びお節介再開を考えてはいるんですが(^^)
でも、人間って辛いことを経験すれば、それだけ人の痛みが理解できるようになり、優しくなれることが分かりました。
人を殴り倒すって残酷なことをしてる格闘家って実は優しい人が多いんですよ。
それって、きっと屈辱を沢山経験してるからかも知れませんね。
これだけの、どん底の辛い経験をしたんだから、後はHappyな人生が待ってる!
なんて思ったら大間違い。これからももっと辛いこと悲しいことを経験するかも知れない。
それがどん底とは限らないですもんね。
落ちた分だけ、上がるために馬力を使って生きていかねばなりません。
その力がまだ私には不足してるから、上がるのにとても苦労してます。
だから、私は子供達のココロとカラダを何よりも強くしたいと、我流育児の根幹にして育児してます。
↑ お陰様で上がってきました。応援お願いします(^人^)
