レスリング写真が出来るまで
日頃ブログでUPしてる室内競技全部そうなんですが、屋外ならJpeg撮って出しでもそれなりにキレイに撮れるのですが、室内はWB(ホワイトバランス)の調整が難しいのです。
特に私の1Dを買うまでに至ったレスリングでは、オリジナルデータはこんな感じ。
照明がハロゲン系の暖色光だったり水銀灯系の白い光だったりも影響しますし、
何よりレスリングはマットがレフ板の働きをして、マットの色がモロに被写体に反射してしまうんです。
って、ことで緑系のマットでは、肌の色も緑系になり
一般的な黄色いマットでは、全体的に黄ばみます。
場外に出れば、赤くなったり、青くなったりと、外光の少ない施設ほどなかなか忙しい色。
逆に窓から光が入るとこんどは明暗が強くなりすぎて、これまた暗さと明るさで悩むのですが・・・
同じ黄色いマットでも、光が強く当たる部分は同じ露出だと照り返しも強くトビますから、
私はシャッター速度とISO感度を稼ぐ意味も兼ねてややアンダーの設定で後処理を考えてRAWデータで撮ります。
大体チームみんなの写真を撮ると300枚~気合が入ると600枚くらいになるので、
1DMk4になってからは16GBクラスのコンパクトフラッシュが標準になっちゃいました。
家に戻るとまずパソコンにその巨大データを取り込む作業
そしてキヤノンのDPPソフトで標準的な1枚を選んで色や明るさなんかを補正して、バッチ処理で一括処理。
その後1枚ずつピントチェックと、邪魔な背景が入った場合は必要に応じてトリミング。。。
と、ここまでの処理で出来上がったのが↑これで、1枚目の写真と比較してみて下さい。
結構変わるでしょ!?
こうして出来上がった画像をRAWからJpegに変換して保存
普段のブログ用や、パパママ達にA4用紙に20カットずつ印刷して製本するときはここまでの画像処理です。
この見本の製本プリントがまた結構時間とコスト掛かってるんですけどね(^^)
で、パパママから写真が欲しいとリクエストが入るとL判~A4まで、プリントします。
注文が入った写真は、今度はJpegからTIFFに変換して、フォトショなどのソフトで更に細かい処理で、
色や明るさ、ゴミやシミ等不要な部分の除去をします。
そして現像が完成してプリント!
プラチナグレードのフォト紙に最高印刷でコツコツとプリント・・・で終わりじゃないんです。
今度はそのプリントした写真を接触しないように1枚1枚離して24時間以上乾燥させます。
(元のカメラ画像)
(フォトショで最処理)
どうです?この3枚の比較。。。
需要者からしたら、どこまでこの違いに気付いてもらえるかっていうと「?」だから、ここまで処理する必要もないのかも知れませんが、供給者としてはやっぱり出来るだけキレイな写真を渡したいと思っちゃうんですよね。
私にとってはたかが写真ですが、そんなこだわりがあるので1枚1枚が大切なデータになってしまいます。
もちろん自分の子供だけじゃなくて、どの子供の写真もいらないものなんてありません。
ピンボケの失敗でも捨てるのが惜しいと感じてしまうので、今回1DにしたことでKissで100枚くらいあったボツが20枚くらいまで歩留まりが良くなったので選別が非常にラクになりました。
本当はプロじゃないし、タダでみんなに配りたいのですが、40人近くいるメンバーに5枚ずつ配っても200枚
結構スゴイことになっちゃいますから、お小遣い程度にお金をいただいてます。
それで消耗品を買い、僅かに浮いたお金は、更に良い写真を提供するための新たな装備や買い替え資金に蓄えてカメラライフを楽しんでいます。
って、最近売れ行き悪くて赤字なんですが(苦笑)
そんな拘りがあるので、ビデオ映像なんかだと、普通に貸して好きなところだけ取ってどうぞ!とか出来るのですが、写真はそんな感じで雑に扱われるとちょっと悲しい気持ちになったりします。
色んなリクエストあるんですが、中途半端なデータ渡したくないし、中途半端でもそれなりの手を加えてるし、なかなかみんなの要望に応えきれないのがちょっともどかしいこの頃・・・
でも、質もこだわりもこのスタンスで行くしかないですね(^^)
何十万もお金出して、自分でカメラやソフト買って、更に撮影技術を勉強しないと撮れないことを考えると、こういう目的で少しはお金をいただいても良いすよね!?
ここまで、写真について教えてくたkazukenさん初めカメラマン先生方には本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
〈使用機材) EOS1DMk4 + EF70-200LISUSM
↑こっちの応援もよろしくお願いします(^人^)








