握手してますか?
私が父子家庭になってからの子育てはとても人に言えたモンじゃありません。
店の経営も不安定で、経営者として従業員の給料を確保しなくてはならない、自分達の生活費を稼がなくてはならない。
でも、子供たちも育てなくてはならん。
母親のぬくもりを知らずに育つマナちゃんには、2倍の愛情を注ぎたいと思ったし、
突然ママがいなくなって、精神的にも不安定だったゼロ君には、もっと目を掛けてやらなくてはならない。
でも、わたしがしてきたのはどれも中途半端。完璧だったものなんて一つもない。
特に2歳半から保育園卒園するまでのゼロ君は、私の顔色を見ては甘えるのを遠慮して、
マナに譲っていた優しい子。
でも、それに甘えてしまったために、ゼロ君は自分の気持ちを表現するのが下手になってしまった。
小学校に上がる時、奥手のゼロ君が、子供らしく無邪気に友達の輪に入れるか?
授業についていけるか?不安でした。
自分の名前も書けないままに、保育園から一人だけみんなと違う小学校に入学・・・
そんな時に、「どうやったら友達沢山できるかなぁ?どうやったら勉強ついていけるかなぁ?どうやったら、自分の気持ちを先生や友達に伝えられるようになるかなぁ?」って考えた時に、出会ったのが
今のレスリングクラブでした。
レスリングを始めようと決意した一つがこれ↓
握手です。
AACCでは練習後に全員と握手をします。
これさえできれば、別に空手でも柔道でも何でもよかったのです。
握手には不思議な力が備わっていると言います。
マーケティングの世界でも、会社経営者が社員との信頼関係の構築の手段として握手を使う人も多くいます。
また、選挙ではお決まりのごとく握手をします。
握手をされた人は、その人への信頼感、親近感、愛情を感じるようになります。
それは親子間でも同じです。
お父さん!お母さん!子供と握手してますか?
丸3年間の結果、もちろん握手以外にも、道場訓を大きな声で言ったり、自己啓発をしたりと色んな機会を与えてもらいまいしたが、握手から始まって、みんなのことが仲間として信頼できるようになり、大きな声で道場訓を言ったり、自分の目標をみんなの前で発表したりできるようになりました。
そしてその結果、学校の成績も1年生1学期のオールがんばろう!からスタートした通知表はみるみる上がって、ごくごく平均的な成績ですが、取れるようになってきました。
私は、勉強についていけないと困るから=塾という考え方ではなく、人間性を変えることで全てが良くなると考えました。
そして、夜寝るときに私は仕事で子供達は二人でずっと寝ています。
そんな時に子供達の気持ちを落ち着かせるために、我が家では仕事に出る前に必ず子供達と握手をします。
子供にとってスキンシップはとても大切です。
でも、誰もがいつでも十分にスキンシップの機会は持てないでしょう。
そんな時に、握手にすごく我が家は助けられていると思っています。
これからも、ずっとずっと子供達と握手だけはしていこうと思っています。
例え、両親二人分の愛情を注げなくても
たった1秒間の握手には、子供を真っ直ぐ育ててくれる力があると思っているから・・・

