大間産本鮪 | 143

大間産本鮪

今日の画像はコンデジ!しかもFinePix F401なんていう8年前くらいの古いコンデジで撮った画像なので写真の評価はナシですからね!



昨年末ホンダがF-1撤退というニュースが流れた辺りから、日本経済はハンパじゃない勢いで下落しています。

外食産業、それも鮨なんぞという贅沢嗜好品は真っ先に影響を受けます(TT)



そんなご時世の中、大間の本鮪の超最高グレードを手に入れてしまいました。

ってより、仲買から頼まれてお互い助け合いの意味で買ったのです。


つかさのブログ-大間


それも、腹中の一番いいところです。

魚っていうのはご存知の通り、頭から尻尾まであって背よりは腹のが脂が強く、尻尾よりは頭、頭より真ん中のが身が厚くて美味しいですよね。



ということで、鮪のような大きな魚は、売られる時に大きくわけて、まず頭を左、尻尾を右に置いた時、

背と腹に分けられ、更に頭側から上、中、下と片身につき6パーツに小分けされて売られます。



それでも10kg以上あり、1万円/kgなら10万円のお買い物です。

その大きなブロックには大トロ、中トロ、赤身が混ざってるのでそれぞれの部位毎に分けます。


10万円の鮪も実際は、皮や骨を取って磨く(形を整えたり、色の悪い部分を落とす)と、実際にお客さんに商品として出す身の単価は、あっという間に倍になる。



だから、10万円の鮪の原価は1貫の切り身にしたときには20万円の鮪になります。

魚商売はこのように非常に歩留まりが悪く、消費者には、「高い」と言われますが、実は外食産業で一番原価率が低く効率の悪い商売なんです(涙)



麺類みたいに粉を水で捏ねて、更に汁で増やせる商売や、パンケーキのような粉を空気で膨らませて大きくして売れる商売が羨ましく感じます。



話が反れてしまいましたが、普通ならって普通の店ではこんなもん扱ってませんが、銀座の小奇麗なお店で食べれば1貫2000円!とか、それ以上の金額も軽くついてしまう商品です。



それが、うちあたりのローカルな店では、中トロ500円、大トロも700円(それでも高級ですよね^^)で食べられます。

ってか、本当はもっと値段つけたいけど、そんな客層が集まる街じゃないし、うちの方針もお金の余ってる人は高級店に行って食べてもらえばいい、一般のお客さんにも本物の味を知ってほしいってスタンスなので、この値段でいい!と父が譲りません。

つかさのブログ-大間


中トロのサクと大トロ。

イメージ的には大トロのが脂がとろける感じがしますが、実際食べたときの口溶け感は中トロのがフワッととろけます。そして赤身の鮪の味もちゃんと味わえる。


この不況故に仲買も売れなくて困り果てるからって、どの店にもこんな値段で卸すようなことはしません。

困ったときにこのように頼める店は仲買にとっても実は少ないんですよ。



「一人でも多くのお客さんに味わって欲しいなぁ・・・」と思っていますが、

このご時世ホントに夜の客入りは悲惨なもんで、昨日なんて片手で余る客数ですから(涙)



不況だからこんな良い品が入るにも関わらず、やっぱり不況だからお客さんも来れない。

なんとも皮肉な負のスパイラルです。無駄にならなければいいなぁ(;^_^A




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