顔の筋肉は
体ががんばっていると
気づかないうちに
体ががんばる時に
使われていきます
耳の上に扇状にある側頭筋(そくとうきん)
いわゆるエラが張るところの咬筋(こうきん)
どちらも咀嚼する時に使われる筋肉ですが
力を発揮する時
精神的な緊張状態
食いしばる時にも使われ
体を支える筋肉として働くこともあります
それぞれの筋が付付いているところ↓↓
咀嚼することと
体を支えること
重度脳損傷後に
体の安定性が保ちにくいときは
どちらの働きが優先されるでしょうか
それは間違いなく
体を支えることです
日頃から体を支えるために
側頭筋や咬筋に
力を入れ続けていると
口を使いたい時に
うまく使うことができません
側頭筋や咬筋は閉口筋とも
言われますから
ここに力を入れていたら
口が開きません
そこで
矢印の方向にマッサージしていきます
フェイスラインに沿って指を添えて
引っ張るというより
指をその場でローリングさせます
こめかみ、耳の前から始めて
アゴのエラの部分まで少しずつ進めます
触れる基本はそっと、やわらかく、です
赤く跡が残るほどには力を入れません
本当に優しく触れていくだけ
むしろ皮膚の弾力の違いを
感じられるくらいの触れ方を
してみてください
少々お見苦しいですが参考までに。。。