気づけば最終更新は

6月末でした。


【重度脳損傷後のリハビリのこと】


今回も?

お顔のマッサージについてのお話。


じっとしている時と

運動している時

話している時では

呼吸運動が変わります。


でも生活全般に介助がいる方は

自らダイナミックに動けない

話も十分にできない


となると


呼吸運動は最低限

省エネモードで動きます。


顔のマッサージをするだけで

呼吸が大きく深くなり

胸郭(肋骨)の運動を

ダイナミックにすることができます。


↓↓↓こちら




写真の黄色のラインのところ注目。


小鼻から耳の穴に向かう

頬骨のラインを

マッサージします。



初めは

頬骨の高まりのすぐ下を

皮膚の硬さを感じながら

指を置いて離す

を繰り返します。


赤ちゃんのほっぺに

ぷにぷにと触るように 笑


表面の皮膚を意識して触れます。


その時に

呼吸運動も観察してみてくださいね。

 


次に

手でカップを作り

小指側を

頬骨に沿わせ


今度は皮膚の下の骨を意識して

頬骨に沿わせた手のカップごと

上方向に持ち上げます。


実際には

持ち上げるというより

骨の輪郭が感じられるように

触れる手の圧を少し上げます。


上がるのが目に見えるくらいに

あげようとすると

力が強すぎるのです 汗




↓↓↓

頭側からアプローチすると

呼吸運動と全身が

見やすくなります。



こちらも

呼吸運動を観察しながら

やってみてくださいね。




変わりましたでしょうか?


呼吸が深く大きくなると

痰が出やすくなり

リラックス効果もありますよ。