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アジオモリ使い方伝授!アジが潜らない時はアジオモリを使おう!効果的なアジオモリの使い方を考える!
今回更新しようと思ったキッカケはタコ釣りで知り合ったアオリバカメンバーの凄腕ヤエン師のMちゃんからの質問でした。
その質問が以下でした
あきさんはアジにオモリは打ちますか?・・です
この素朴な質問は案外皆さんも悩んでる事なのかもしれませんね 。
どのような状況でアジオモリを打つの?
アジオモリのウエイトはどれがいいのか分からない……
そもそもアジが浮きにくくなる方法は?
なんとなく使ってるアジオモリですが
私なりのアジオモリの考え方と使い方を書いてみますので良ければ参考にしてみて下さい。
アジが浮く原因
アジが浮く原因は諸説あります
最初から潜らない活きアジも居ますが今回は全部潜るアジと仮定して話を進めたいと考えます。
皆さんがヤエンする時にアジを購入すると思いますが購入当初は元気ですよね?
釣りを開始した時は元気なアジは潜っていきます。
浮く事はあまりありません。
時間が経過するに従って浮きやすくなります。
なんで?
それは皆さんの殆どの方はアジバケツでエアレーションで管理されていると思いますがバケツ内の細かくなった空気をアジが吸い込んでいる可能性があげられます。
私はアジクーラーにプロテインスキマーで活きアジ管理しています。
プロテインスキマーはウッドストーンで酸素供給しています。
セラミックストーンと比べ泡は細かいのですがスキマー内だけで泡がアジクーラー内に流出する事は殆ど有りません。
2L/分のエアレーションを2基掛けして強でドライブさせると流石に少しスキマー吐出口から細かい泡が出ますが通常のブクブクよりは遥かに軽減されてますので私のアジは昼夜問わずオモリ無しでほぼ潜ります。
また、釣り場に着いて先にピトンを打つ人が居ますが私は先ずはアジクーラーの水替え(水温合わせ)を行います。一気に全部するんでは無くて半分ずつくらいを数回に分けて替えていきます
人間も同じでいきなり水風呂や熱めの風呂に放り込まれたらしんどくなるでしょ?
アジのように海水や淡水に住んでる生き物は人間以上に温度に敏感です。
釣り場に着いたら早る気持ちを抑えて先ずはアジバケツの水温合わせの第一回目をしてあげて下さい。
2回目の水温合わせするまでの水慣れの間にピトンを打つようにしましょう!
これもアジを元気に使うコツとなります。
余談ですがアジバケツには水温計が有れば現地の汲み上げ水温も把握出来ますしアジバケツ内の昇降温も数値で見える化出来ますよ。バケツ単体の水温以外に比較検討できるとゆう事です。
1秒でも早くアタリを出したくてアジをセットして即キャストする人を見かけますが出来れば再度、足元で水温に慣らしてから投げる方が活きもいいですし潜りもいいと思います。
いろいろ話が飛びますがアメフラシって知ってますか?
和歌山県沿岸にも良く居るウミウシ?みたいなやつです。
ヤエン釣りに関係ない様に思いますがアメフラシは藻が生えていて、ある程度の潮流れが有る場所を好みます。
藻が食料なんですね。なのでアメフラシが沢山居るところは
①水中の見えない場所も藻場の可能性が高い
②ある程度の潮流がある
③ベイトや甲殻類が豊富
よってアオリイカや魚にとっては隠れ家や産卵場、食事場になりやすい・・・。
アオリイカポイントを探す時にそんな目線で戦略を立て釣りしてもおもろいと思います。
一人だけウハウハできるかもしれませんよ。
経験や勘の世界ではなく再現性が生まれるかもしれませんね。
それでもアジが潜らない時はどうすればいい?
何しても潜らない時はオモリを打ちます。
使うオモリはこちら。
カツイチ潜助君Ⅱ Sです。
以前はオモリと針を別々に買って自作アジオモリを作ってました(今でも少し残ってます)
作成の際はG5~G6で作成しましたが自作アジオモリを使用するとよく外れて無くなります。
これは引っ掛けてる箇所とオモリとのバランスが違う為ですね
下の写真を見ればバランスが悪いのが一目瞭然です
針のフトコロ(ゲープ)部分に対して直線状にオモリが無いんでブラブラして外れやすくなります。
セットすると針が支点になって傾きます。(斜めになる)
潜助君の場合は?状に針が曲げられてバランスが取られています
針のフトコロの真下のオモリが来るように工夫されています。
潜助君はS M L LLが有るけどどれを使えば良いの?
私の使い方を紹介しておきます。
持っていくアジオモリはS M Lの三種類ですが使用するのはほぼSです。
これで十分潜ります・・・・が潜るまで少し時間が掛かるのとアジの潜りを助長するためにラインテンションを張らず緩めず等の仕事は必要になってきます。
春に使う大きなアジでもSの潜助君を使用しラインを送り出しながら潜らせます。(春の島根釣行の際にも数匹のアジに使用しました)
上記の様に仕事が増えるので理想は手持ちがベストですが竿置きに置きながらベールをオープン状態で手で道糸の出を調整するやり方もアリりです。
コツは最初は竿を立ててテンションを与えながら泳がして任意の水深に到達したら穂先を水面に降ろしてラインがなるべく海水面と平行になる様に泳がせるとレンジキープし易いかと思います。
私も昔は手持ちでしたが最近は年のせいで後者のやり方が殆どです。
MやLに関してはその場で即沈ませたい時に使用する感じです
イメージ的にはバラした時とかに点(同じ場所)でノリを出したい時です。
Lで泳がすと手持ちでテンション掛けても泳ぎが悪くなります。
ましてや置き竿ならキャスト後にアジが沈んで海底に着くまでにアオリイカからのコンタクトが無い場合は極端にアタリの出る確率は下がります。
ウツボやアナゴは高確率でアタッてきます。
Sの場合は泳がしながら沈ましていくので線の釣りになりますね(探り釣りみたいなイメージ)
ボート等でのスーパーディープではLLやそれ以上もアリりかもしれませんがやった事無いんでなんとも言えません。
30mとかそれ以上のティップランで狙うようなレンジ(深さ)でやってみたいもんです。
まとめ
基本アジオモリ無しで潜るならアジオモリは不要と考えていますがデイゲームでアジが潜らないとアオリイカが居てもアタリは期待できません。
又、不用に重いアジオモリもアジが底で泳がなければアオリイカに見つけて貰う事も難しくなります(ウツボ、アナゴにやられる可能性が高まります)
ましてや岩やゴロタ石の隙間に入ると先ずアタリは出ないでしょう。
逆にナイトゲームでは水面下10cmでも喰ってきます。アオリイカ自体が水面まで浮いてる場合が多いからですね。
自然の摂理は利にかなってます。
プランクトンが浮き、そのプランクトンを捕食する魚たちが浮く。
魚たちはアオリイカのエサとなりますのて夜間はベイトが見つけやすく逃げ場が少ない表層~中層にアオリイカが居ることが多いと思います。
夜間に表層や中層に定位しているアオリイカは攻撃的です。捕食の為に居てるんで当然ですね。
その場の状況に応じてアジオモリは使い分けをしていって下さいね。夜釣り、昼釣りによっても変わりますので……。
あと、針を打つ場所も余りシッポに寄りに打つと潜りに影響が出ますので潜らしたい時はアジの胴体寄りに打つようにして下さいね。(身をすくう感じ)
逆に水面近くまで藻が生えてたりして潜らしたく無い場合はシッポに近い所に針を打って下さい。
余談
この機会に竿やラインも考察してみるのもいいかもしれません。
磯竿1.2号にフロロ1.7号なら糸が切れるより先に竿が折れちゃいます。
何事もバランスと釣趣です。
アジオモリも然りです。
初心者に有りがちなのがモタつく事です。
慣れてないので仕方ないのですがアジに針やアジオモリを刺す時には素早く、優しくやって下さい。
これにモタモタしてるといくら元気なアジでも弱ります。
たまにアジの背骨が折れそうな位に力入れて針刺してる人……アルアルですね~
又、ちょこちょこ見掛けますがアジバッカンからアジを追いかけ回してアジバケツからアジがジャンピング。
アジを掬って針に刺すまでに、これでもか~って力でおもいっきり握ってる人……アルアルですね~
心当たり有りませんか?
針に刺す直前まで出来るだけ触らない方がアジに負荷を掛けませんので直前まで握らない様にしましょう。
アジを掴んでから動かなくするにはエラの下を軽く薬指か小指で押さえてやればバタつきにくくなりますよ!(写真の赤部分)
覚えておいて下さいね。
アジを掬う時も追い回さないで掬える網を使って下さいね。
最後までお付き合い頂きありがとうございます。
ご参考になれば幸いです。