監督のジレンマ
”ひと泡吹かせてやろう話した”
”勝つだけです”
”勝つためにベストを尽くす”
W杯アジア最終予選の最終戦、対オーストラリア戦を前に監督のこんなコメントが並んだ。
無敗・無失点のオーストラリアから勝ち点3を奪い、逆転でグループ1位通過を果たしたとすれば・・・・
「代表チームに我々のコンセプトが浸透した証、与えられた条件下で”できている”ということを結果で証明してくれた!」と満足そうに試合後に語る準備をしているであろうか?
ヘソ(遠藤・長谷部)抜き、心臓(中村俊輔)抜きで結果を出したら、「コンセプトや選手選考に誤りがあり、現中心選手への依存度が高すぎるのでは?」との批判的質問を回避するために落とし所を”やっぱりね!”にしておいた方が無難と考えているであろうか?
どうも”ひと泡吹かせてやろう!”が「気合だ、気合だ」の空威張りに響きに聞こえてしまうし、
また15日の会見コメント;
「1対1であまり負けていると、作戦以前にやられてしまうかもしれない」とすでに負け方のシュミレーションは
できているようだし。
でも惨敗すれば、「この控え組で大丈夫か?」の批判も浮上するのも確実。
90年イタリアW杯で当時ユーゴスラビア監督だったオシム氏は、初戦(ドイツ戦)に負けて
マスメディアを黙らせたこと思い出してしまう。
今は、勝っても、負けてもメディアを黙らすことができないのが現状だろう、
「本田を先発させて引き分ける」という選択肢もあったように思えるが・・・・・